価格：

1,880万円

面積：

48.60㎡

モダン、北欧、カントリーなど、住宅にも様々な内装テーマがありますよね。けどやっぱり日本で育った身からすると、日本の伝統的な内装を取り入れた空間は、居心地が良いのです。その空間を辻堂のマンションで見つけました。

玄関を開けた瞬間に目に飛び込むのは、濃淡が美しい床材、木の味わいを感じる目透かし天井、そして柔らかく光る障子。それぞれ伝統的なスタイルの美しさです。LDKの中心には小上がりが設けられ、その中央にはなんと掘りごたつが備え付けられています。「これがマンションの一室に？」と驚くほど、和の要素を徹底して取り入れられています。この空間で生活をしているといつの間にか衣食などもトラッドになってきそうです。

L字型のキッチンはしっかりと現代のシステムキッチン。背面のカウンターは、2段構造になっています。僕はこの形がお気に入りで、上段におばんざいを並べて下段でゆっくりお酒を嗜みたいです。部屋の雰囲気のおかげでついつい飲み過ぎてしまいますね。

もう一つこの部屋を語る上で外せない要素があります。それがルーフバルコニー。ここから辻堂の街並み、丹沢山地、富士山を望むことができます。そして写真を見ての通り、空が高いんです。広さも39㎡もあり、使い方は無限大です。皆さんならこの広さをどう使いますか？

建物は築40年以上。赤煉瓦の外壁はさりげなく存在感を放っていて、共用廊下の天井の低さや階段の雰囲気が時代を感じさせます。1階部分にはふらりと立ち寄りたくなるような、個性豊かな店舗が軒を連ねていました。次はプライベートでじっくり探訪しようと思います。

少し現実的なお話をします。駅までは徒歩圏内で、自転車を使うと約6分。前を走る県道30号線沿いには、地元で人気のパン屋さんから全国チェーンの飲食店まで、多彩な店舗が続きます。こだわりの朝食を楽しむもよし、忙しい日に手早く夕食を済ませるもよし。個人的にはオーケーストアや湘南T-SITEが徒歩圏内なことが嬉しいですね。

最先端の生活に触れ合うということも大事ですが、あえて時代に逆行したトラッドスタイルの生活を、ここ辻堂で過ごしてみませんか？