賃料：

6万3,000円

面積：

67.14㎡

昭和の集合住宅のスタンダード、と言える本物件。

ある程度築年数が経つと、壁や床材を変えリフォームしていることが多いのですが、ここは昔のまま。

昭和の昔は、「よくあるデザインだ」と退屈に感じていたかもしれないけれど、令和の今、「かっこいいな」と思ってしまうのです。

和室とダイニングの仕切りは襖ではなくガラスの引き戸。（木枠ってところがさらに良い！）おかげで、窓面の少ないダイニングにも明るい陽射しがとどきます。

フローリングのパーケットフロアなんて、もう滅多に見ることがなくなりました。最近はあえてリノベーションで取り入れる方も増えてきたとか。旧校舎のようなノスタルジックな味わいが魅力です。

水回りもそのままに。清潔感があるため、“古い”というデメリットが“あたたかみ”というメリットに昇華されているように感じます。

キッチンタイルにサーモンピンクなんて、今じゃなかなか使わないですよね。お風呂場のタイルの色とリンクしているのもかわいい。

敷地横に緑地がありどの窓からも、一面に木々が広がります。

景色だけ見ると、郊外だと思うかもしれませんが、エリアは中央区小笹。天神まではわずか4kmの距離です。最寄りのバス停から乗り換えなしで天神・博多に行くことができ、バスの本数も多いので通勤・通学にも便利な立地です。

仕事柄たくさんの家を見てきましたが、自分が住むとなるとデザイナーズはちょっと照れくさくて、結局フツウが一番かもと思うことがあります。日当たりがいい、懐かしさと温かみのある家で、のびのびと暮らしたい。

わたしが今いちばん住みたいのはこういう家です。