※本記事は2023年11月15日に公開された記事の再掲載です。
Text and Photographed by 街角レモン
夫と一緒に暮らし始めた際、夫から「電子レンジを手放してみない?」と提案が。
最初は渋々同意したのですが、手放してから早一年。意外にも不便を感じていません。というのも、あの定番アイテムが大活躍しているんです。
耐久性・耐熱性に優れた保存容器
野田琺瑯「White Series」
それがこちら、野田琺瑯のホワイトシリーズ。
きっと、ひとつは持っている!という方も多いはず。
野田琺瑯は1934年の創業以来、琺瑯一筋に製造している老舗メーカー。シンプルなデザインが美しく、耐久性・耐熱性に優れた保存容器がたくさんあるんです。
わたしが初めて購入したのは7年ほど前で、これまで少しずつ集めてきました。
一人暮らし時代は作り置きを保存したり、浅漬けを作ったり、冷たいデザートを作ったり……。
においのつきにくさや汚れの落ちやすさがお気に入りで、「保存すること」が主な用途でした。
ですが、長年使い続けてようやく「調理道具」としての魅力に気づき始めたんです。
そのまま直火にかけられる
今は夜ご飯で残ったおかずを保存し、翌日直火で温めていただくというのが主な使い道になっています。
この日は豚汁が1人前余ったので容器に移し、
そのまま冷蔵庫へ。すっきりとした形で冷蔵庫の整理にもぴったり!
あとは食べたいタイミングで火にかけるだけ。熱伝導がよいため、すぐに熱々になります。
このくらいの量だと1分ほどで温まるため、電子レンジよりも効率がいいかも……!
このあと器に移し替えてもいいのですが、ひとりでの食事だとこのまま食べてしまうことも多々。保存から食事まで琺瑯ひとつで完結するため、本当に楽ちんです。
もちろん汁物以外のおかずでも同様に活躍。
焦げ目が気になる場合は少しだけ水を加えるのがオススメです。
翌日でも変わらず美味しくいただけるって最高だ〜!
蒸し料理もできるんです
蒸し野菜を食べたいときは、琺瑯ごと蒸し器の中に入れてしまうのもわが家の定番スタイル。
10分も経たずにしっかりさつまいもに火が通りました。
この技を覚えてからは火の通りにくい野菜たちの調理も一気に楽になったな〜。
5年以上使っても美しいまま
これだけ使い続けていても、ずっと美しさを保っている野田琺瑯。
よく見ても、傷や汚れはほとんどなく、綺麗な状態をキープしています。
直火にかけることも増えましたが、大きく焦げつくことも今のところありませんよ。
さまざまな形で暮らしにフィット
電子レンジを手放してよかったことは主にふたつ。
まずは電子レンジを置くためのスペースが不要になり、部屋をすっきり保てること。そして、冷凍食品やチルド食品を買う機会が激減し、食生活が見直されたことです。
デメリットは温めたいものをすぐに温められないこと、と予想していたのですが、その不安を野田琺瑯が解消してくれ今では特に不便に思うことはありません。
保存容器として当たり前に使っていた野田琺瑯ですが、ここにきて使い方の幅が広がるとはちょっと驚き。
みなさんの自宅にある野田琺瑯も新しい使い道が見つかるかもしれませんよ。
1つで3役こなして洗い物も減らしてくれる、イワキの「ガラス容器セット」も優秀!
「料理好きがこぞっておすすめしていたボウル」に変えただけで、びっくりするぐらい料理が捗るよ