
ダイヤモンドの探求
希少で純粋、そして永遠の輝きを持ち、ラグジュアリーとエレガンスのシンボルとして世界的にその価値が認められているダイヤモンド。
初めてダイヤモンドリングが愛の形として贈られたのは1477年のヨーロッパ。オーストリア大公マクシミリアン1世が、マリー・ド・ブルゴーニュ女公にダイヤモンドリングを贈ったことが始まりです。女公は、エジプトの信仰で、心臓から「愛の静脈」が繋がっているとされる左手の薬指にリングを着けたとされています。
それから数世紀を経た現在でも、ダイヤモンドは愛のシンボルであり続けています。

ダイヤモンドの品質基準「4C」
カラット、カラー、クラリティー、カット
カラット
「ダイヤモンドの夢を計る」
カラットは、ダイヤモンドの4つの品質基準の一つで、ダイヤモンドの重さを示す単位です。1カラットは0.2gで、ゴールドの取引の計量単位として用いられていたアフリカ原産のイナゴマメ(キャロブ)の種の重さに由来します。
他の基準と並び、ダイヤモンドの価値はカラット数で判断されます。ピアジェではさまざまなカラットのダイヤモンドを扱っています。

カラー
「完璧な輝き」
ダイヤモンドのカラーは、D(無色)からZ(薄い黄色)までの基準で評価されます。無色のダイヤモンドはより希少性が高いとされています。ピアジェでは、それぞれのダイヤモンドが純粋な光を放つよう、センターストーンにはDからFのみを使用し、パヴェセッティングにはFからGのみを使用しています。

クラリティ
「この上ない透明度を求めて」
クラリティは、ダイヤモンドの価値を決定する重要な基準です。最も希少性が高いダイヤモンドは、ブレミッシュ(外部の特徴)やインクルージョン(内包物)を含まず、完璧な透明性を持っています。
ピアジェでは、ダイヤモンドを約10倍に拡大してジェモロジストがクラリティの鑑定を行っています。それにより、IF(10倍の倍率でインクルージョンが見られない)からVVS(インクルージョンが非常にわずかな為、熟練のグレーダーが見ても発見が困難)までの、最も優れたグレードのダイヤモンドのみが選ばれます。

カット
「輝きを最大限に」
カットはダイヤモンドの輝きを左右する重要な基準です。完璧(石のバランス、対称性、研磨)にカットされたダイヤモンドはファセットからファセットへと光を反射させ、そのダイヤモンドの美しさを最大限に引き出します。ピアジェのジェモロジストは最上級のカットのダイヤモンドのみを選び出しています。

ダイヤモンドの調達
ピアジェのダイヤモンドが最高の美的水準と倫理性を満たしていることを保証するため、ピアジェは国際的認証制度Kimberley Process Certification Scheme(キンバリープロセス認証制度:KPCS)に加盟しています。ダイヤモンドの売買が紛争や犯罪組織の資金源となることがないよう、ダイヤモンドのあらゆる取引を把握し、保証する制度です。
また、2011年以降ピアジェは、Responsible Jewellery Council(責任ある宝飾のための協議会:RJC)の認証を得ています。これは、ピアジェのダイヤモンドはすべて厳格な基準を満たすものであることを意味しています。2012年には、ピアジェはRJCと共に白金属のメタルおよびゴールドの調達に関する保証制度の設立に尽力しました。
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ピアジェの倫理と環境に対する理念