Microsoft 365で業務効率アップ!【第128回】
サクサク情報を集める!Windows 11のウィジェットを活用(2)
Windows 11のウィジェットを使いこなす連載の2回目をお届けする。ウィジェットに表示する情報は、自分の好みで選択できる。カスタマイズしていくと、必要な情報を得られる便利な機能に育っていくわけだ。今回は、最終的に作業の管理ができることを目指し、Microsoft ToDoと組み合わせて利用する方法を紹介していこう。
文/戸田 覚
ウィジェットを追加・削除する
ウィジェットに表示する情報は、画面の真ん中あたりにある「ウィジェットを追加」でカスタマイズでき、好みの内容を追加可能だ。なお、削除するなら、「…」メニューから操作できるが、追加はできない。
メニューを開いて、青い「+」ボタンが表示されるウィジェットが追加可能だ。
タスク管理もウィジェットで
ウィジェットには色々な種類があるが、今回推奨したいのが「ToDo」だ。このウィジェットは、「Microsoft ToDo」を利用できる。
まずは、「ウィジェットを追加」で追加していく。最初はデータのないToDoの画面が表示されるので、やるべきことを入力しよう。基本的にはToDoリストなので、箇条書きでやるべきことを書いていき、終わったらチェックをつけて消せばいい。
タスクリストの利用にも対応しているので、カテゴリーでやるべきことを仕分けできる。ただし、ウィジェット上から新しいタスクリストを作成できないので、必要ならウィジェットをクリックして、アプリから追加しよう。
ToDoはスマホとも連携できるのが便利なポイントだ。スマホではアプリ「Microsoft ToDo」をインストールする。Windows 11と同じMicrosoftのアカウントでログインすれば、同じ内容のTODOを使える。
パソコンのウィジェットで常にやるべきことを確認し、出先ではスマホから素早くチェックできる。うっかり忘れを防止できるようになるはずだ。
筆者プロフィール:戸田 覚
1963年生まれ。IT・ビジネス書作家として30年以上のキャリアを持ち、「あのヒット商品のナマ企画書が見たい」(ダイヤモンド社)など著作は150冊を超え、IT系、ビジネス系を中心に月間40本以上の連載を抱えている。テレビ・ラジオ出演、講演なども多数行っている。