メインイベントのタッグマッチで極悪軍団チーム2000XのGHCヘビー級王者OZAWA&オオワダサンと、GHCナショナル王者・征矢学&タダスケが対戦。征矢が14分55秒、弾道(ラリアット)でオオワダサンを仕留めて、3・2横浜武道館で行われるGHCへビー級&GHCナショナルW王座戦の前哨戦を制した。

しかしバックステージではまたしてもOZAWAの毒舌が威力を発揮した。OZAWAは征矢に向けたコメントで「お前に1つだけ教えてやる。お前の持ってるそのGHCナショナルのベルトは、これっぽっちも価値のあるベルトなんかじゃないぞ。おい、よく考えてみろよ。このプロレスリング・ノアに入って『GHCナショナルのベルトを取るために頑張っています』というヤツは1人もいないんだよ。みんな目指しているのは、このGHCヘビー級のベルトなんだ」とナショナルのベルトをこきおろした。

さらに続けて「GHCナショナルってのはな、プロレスリング・ノアの2軍、3軍のチャンピオンのベルトなんだ。だからな、お前、征矢学とか、この前、帰ってきた新日の2軍、3軍のKENTAとかさ、そういうヤツが巻くのにぴったりのベルトなんだ」と、KENTAまでやゆした。

OZAWAはその上で「そんなベルト、俺だったら巻きたくない。僕は2軍、3軍ですって言ってるようなもんだから。だからさ、もう優しさなんだよ、これは。今度さ、3月2日、ダブルタイトルマッチするでしょ。ナショナルのベルトもかけるでしょ。めちゃくちゃいらないんだけど、俺がそのベルトを持つことによってさ、多少はさ、やっぱ価値が上がるじゃない。ナショナルのベルトのために、俺はダブルタイトルマッチをやってあげようっていう、俺の優しさなんだよ」と話し「お前は感謝すべき」と言い放った。