Solutions資本ソリューション

直接金融のリーディングカンパニーである野村證券は資本に対する幅広いソリューションを有しております。お客様の資本状況や目標を詳細に把握し、戦略的なアプローチを通じて、持続的な企業成長を実現するためのソリューションを提供いたします。

M&A

1988年にM&A(企業の合併や買収の総称)のアドバイザリー・サービスを提供する野村企業情報株式会社を設立して以来、数多くのM&Aを手掛けてきました。また、2012年6月以降、複数のM&Aサービス提供会社とも連携することで、幅広いお客様のご要望にお応えしています。

野村證券のM&Aに関するサポート体制
野村證券のM&Aに関するサポート体制

MBO

経営陣が主体となって資金調達を行い、全株主より株式を取得する取引をマネジメント・バイアウト(MBO)といいます。野村グループでは、MBOにおける資金調達において、お客様個人での資金調達負担や債務負担を不要とするべく、フルラインアップのサポートを行う体制を整えています。具体的には、野村キャピタル・パートナーズ(NCAP)、ジャパン-チャイナ・キャピタル・パートナーズ(JCCP)、野村リサーチ・アンド・アドバイザリー(NR&A)による出資金(普通株式)、野村メザニン・パートナーズ(N-MEZ)による出資金(無議決権種類株式)や劣後ローン、野村キャピタル・インベストメント(NCI)によるMBOローン、およびプライベート・エクイティ・ファンド(PEファンド)による出資の提供・紹介等を行います。

グループ会社のご紹介
野村キャピタル・パートナーズ株式会社
2018年1月設立。事業再編・事業再生・事業承継・MBO等の案件において主にエクイティ等の提供を行う会社です。
ジャパン-チャイナ・キャピタル・パートナーズ株式会社
2019年4月設立。中国を中心とする海外事業の一層の展開を希求する日本企業に対し、エクイティ等の提供を行う会社です。
野村リサーチ・アンド・アドバイザリー株式会社
2000年2月設立。サーチファンドの運営を通じて、事業承継に課題を抱えている中小企業に対してエクイティ等の提供を行う会社です。
野村メザニン・パートナーズ株式会社
2019年9月設立。野村ホールディングス100%出資。MBOにおける無議決権種類株式(メザニン資金)等の提供を行うメザニンファンドを運営する会社です。
野村キャピタル・インベストメント株式会社
1999年11月設立。M&AやMBOにおいて必要となる資金の融資等のコーポレート・ファイナンス・ビジネスを行う会社です。

出資を通じたソリューション提供

「リスクマネーの提供」とハンズオンによる「企業価値向上支援」を通じて、お客様の課題解決とさらなる成長の実現を目指します。

テーマ ご支援
  • 事業承継
  • 資本構成の再構築
  • 成長戦略の加速
  • 戦略的非公開化、事業再編
  • 事業:成長戦略策定・実行支援
  • 財務:投資・資金調達実行支援
  • 組織:経営・組織体制整備支援

出資金提供者の紹介と主な特徴

野村キャピタル・パートナーズ株式会社
  • 野村グループの一員として、野村グループの強みを最大限に活用
  • 野村グループ内外の経営資源を最大限に活用し、企業の「事業」「財務」「組織」面について全面的に支援
  • オリオンビールをはじめ、設立より累計7件の投資を実行
ジャパン・サーチファンド・プラットフォーム
投資事業有限責任組合
  • サーチファンドとは、人を軸としたバイアウトファンドの一形態
  • 企業経営を目指す意欲のある経営者候補(サーチャー)と、事業承継に課題を抱え、適切な承継先を探す中小企業をつなぐビジネスモデル
  • サーチャーが、投資対象先の選定からバリューアップまでを主体となり、取り組むことが特徴
  • 2021年12月に野村リサーチ・アンド・アドバイザリー株式会社と株式会社Japan Search Fund Acceleratorにより設立
ジャパン-チャイナ・キャピタル・パートナーズ株式会社
  • 中国を中心にアジアでの成長を希求する企業に対し成長資金を提供
  • 野村およびCIC(中国政府系ファンド)のネットワークを活用し、中国市場に専門知識を有するメンバーが出資先企業の事業展開を強力に支援
  • 野村が最大株主としてファンドの適正な運営をコントロール
日本モノづくり未来投資事業有限責任組合
(日本モノづくり未来ファンド)
  • スパークス・アセット・マネジメント株式会社が運用するファンド
  • 優れた技術・人財を有する国内のモノづくり企業が投資対象
  • トヨタ自動車からの人的支援等を受け、投資先の経営改善をサポート
  • 事業再編、事業承継を含む事業戦略の実行を資本面からサポート

株式上場(IPO)

株式上場(IPO)とは、自己の発行する株式を、証券取引所の開設する市場において自由に取引できるような状態とすることをいいます。株式上場は株主(オーナー)の利潤を確保するだけでなく、株式市場を通じた資金調達が可能となり、企業の財務体質が強化されます。また、社会的信用の向上や認知度のアップにより優秀な人材の確保も期待できます。株式上場についても野村證券がサポートいたします。

株式上場のメリットおよび留意事項

株式上場のメリット
資金調達手段の多様化 借入金依存から自己資本調達へ、機動的な資金調達
知名度・信用度の向上 優秀な人材の獲得、新規取引先の開拓、業務提携
経営管理能力の強化 内部統制の整備、経営判断のための資料整備、不祥事の防止、従業員のモチベーションアップとモラールアップ
円滑な事業承継 株主構成の是正、経営の承継、個人保証の解除、納税資金の確保
事業再編 グループ会社の整理統合、株式を対価としたM&A
株式上場の留意事項
経営責任と
企業の社会的責任の増大
企業価値の長期的向上への取り組み
株主対策 さまざまな株主が登場する可能性
経営意思決定の迅速化・
自由度の一部の制約
ディスクロージャーの充実 事務量・コストの増大
インサイダー取引規制への対応

一般的な創業から上場までの株主構成イメージ

一般的な創業から上場までの株主構成イメージ

株式コミュニティ制度の活用

株主コミュニティとは、非上場株式の流通取引(売買)・資金調達を可能とする制度で、野村證券は2019年7月17日に日本証券業協会から株主コミュニティの運営会員として指定を受けました。株主コミュニティの組成・運営にかかるコンサルティングや株主管理といったサービスの提供を通じて、非上場株式の換金機会の提供、株主管理の負担軽減、ガバナンスの強化等をサポートいたします。

株主デザインと関係性のイメージ

株主デザインと関係性のイメージ

プライベート・エクイティ・ファンドからの出資受け入れ

プライベート・エクイティ・ファンドの出資を受けることで、事業承継の受け皿および、企業のさらなる成長のお手伝いが可能な場合がございます。

プライベート・エクイティ・ファンド
投資家等から資金を集め、上場・非上場企業に出資、企業価値を向上させた上で保有株式を譲渡(IPO・第三者譲渡・自社株買い)し、リターン獲得を目指すファンド

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