こんにちは。Milkです。
今日は私の実家の方で地震があったみたいで、急いで連絡をとりました。
一応、連絡をしたこところ、一家は皆無事ということで安心をしました。
よかった。一安心。
さて、鹿児島が震源地になるなんて、本当に珍しいパターン。
桜島が噴火して揺れることは、いつものことなんだけどね(笑)
謎の単語
ニュースを見ていると、見慣れぬ言葉が出てくるのです。
震源地は鹿児島湾で、震源の深さは約10キロ。地震の規模を示すマグニチュード(M)は5.3と推定される。
鹿児島市で震度5強 指宿1人けが、南九州市で崖崩れ :日本経済新聞
鹿児島湾?
生まれてこの方、「鹿児島湾」という場所に行ったことはないし、聞いたこともない。
マジな話。どこを指しているのかさっぱり分からなかった。
こういうときは、Google先生だね☆
え?!それって、錦江湾ちゃうの??
因みにだが、この後「錦江湾」と入力して検索をかけたが、同じ場所にピンが刺さった。
と言うことは・・・
鹿児島湾 = 錦江湾 ?
そんなバカなww
ちょっと・・・ちょっと落ち着け・・・深呼吸大事
(パンツでも嗅いでおこう。)
正式名称は、「鹿児島湾」
あちこちと調べてみると、正式名称は「鹿児島湾」が正しいらしいのだ。
今回のことで、あちこちのニュースを見てみたが、やはり「鹿児島湾」で統一されていた。
それでは、「錦江湾」とは一体何だ?ということになってしまう。
そもそもの話。鹿児島湾と言っている地元民は聞いたことが無い。
(私が聞いたことがないだけかもしれないけど。)
皆が、薩摩半島と大隅半島に囲まれた湾のことを、錦江湾と言っている。
まぁ、ローカルのネーミングなんだと言い切られたらそれで終わりなんだけど、正式名称だと疑っていなかったし、寧ろ今でもモヤモヤしている。
ほら。あれだよ。「ホッチキスは商品名でした~! 正しくはステープラーですー。」って言われるぐらいムカつく。
「錦江湾」は、お殿様の和歌が由来
なぜ、ここまでに「錦江湾」という名前で地元では伝わってしまったのか。
それは、とあるお殿様が湾の景色を見て和歌を詠んだとのこと。
錦江湾の名は、薩摩藩初代藩主・島津家久(忠恒)が詠んだ「浪のおりかくる錦は磯山の梢にさらす花の色かな」が元になったとされています。
(中略)
島津家久がこの歌を詠んだ場所は錦江湾の最奥部で現在の加治木町です。
錦江湾|水の話|フジクリーン工業株式会社
この和歌から一部を借りて、鹿児島湾は「錦江湾」という名称で呼ばれるようになったということでした。
錦江湾の呼称の由来は、島津家第18代当主島津家久(忠恒)が詠んだ「浪のおりかくる錦は磯山の梢にさらす花の色かな」からとされる。鹿児島県民のほとんどは、錦江湾と呼んでいる。
鹿児島湾 - Wikipedia
実のところ、「錦江湾高校」という高等学校があるぐらい、地元では受け入れられている名前なのです。
他にも、錦江湾の名称が使われている施設は多い。
鹿児島にはコアラで有名な、「平川動物公園」がある。
(だいぶ数が減ってきているらしい・・・がんばれぇ~!!)
これに併設するような形で、とーっても広い公園があるのだ。
つまり、地名としても利用されているということ。
だから、「鹿児島湾」と言われても、鹿児島県民はピンと来ない確率が高いんじゃないかな?
県民「え? 鹿児島の内海は、錦江湾ぐらいしかないけど?」
ってなると思う。
最後に
正式名称だと思っていたものが、ローカルネームであることが判明してかなりショックだった・・・
うーん。鹿児島湾の方が分かりやすいのかなぁ・・・でも、「錦江湾」で頭には刷り込まれてるんだよなぁ。
皆さんの周りや地元にも、意外と地元民にしか通じない土地名があったりするかもしれませんよ?
因みにですが、この「錦江湾」もとい「鹿児島湾」は、地形の関係上、自衛隊潜水艦の演習に利用されることが多いらしいです。
ですから、結構な頻度で海上を航行している潜水艦を見ることが出来ます。
格好いいんだよなぁ。
もし、桜島と海を綺麗に見たいなら、ここがオススメです!
それでは、今回はこの辺で。
adios!!