第1条（定義）

本ガイドラインにおいて使用する用語の定義は、本利用規約に定義されるもののほか、以下のとおりとします。

1. 1）「サポーター情報」―本利用規約第14条第2項に基づいて当社からプロジェクト実行者に提供されるサポーターの情報（個人情報等）をいいます。

第2条（プロジェクト実行者の登録）

1. プロジェクト実行者になろうとする者は、プロジェクトの成立条件、募集期間（プロジェクト期間）、目標金額、成果、中断する可能性、その他当社が定める事項を記載のうえ、当社の定める方法にてプロジェクト申請を行うものとします。
2. プロジェクト申請には、当社が定める手続に従い書類の提出等が必要となる場合があります。
3. 当社は、以下各号のいずれかに該当する場合、本条第1項の申請を承認しない場合があります。
   1. 1）利用希望者が過去に本利用規約違反をしたことなどにより、会員登録の抹消などの処分を受けていることが判明した場合
   2. 2）利用希望者が過去にプロジェクトにおいて配送遅延、返金遅延又はプロジェクト内容と大きく異なるリターンの配送等をしたことが判明した場合
   3. 3）利用希望者が過去にサポーターとトラブルがあったことが判明した場合
   4. 4）利用希望者が申請時に登録した住所に、郵便物、宅配物が到着しなかった場合
   5. 5）利用希望者が外国法人（日本に支店を持つ場合を除く）である場合又は日本国外に居住する場合
   6. 6）利用希望者が当社に対する債務の支払を怠ったことがある場合
   7. 7）当社の運営・サービス提供又は他の会員の利用を妨害し、又はそれらに支障をきたす行為を行った場合又はそのおそれがあると当社が判断した場合
   8. 8）利用希望者が未成年者、成年被後見人、被保佐人、被補助人である場合において、親権者、成年後見人、保佐人、補助人の同意等が得られていないおそれがある場合
   9. 9）その他登録申請を承認することが不適当であると当社が判断した場合
4. 当社は、利用希望者が以下各号のいずれかに該当する場合、本条第1項の申請を承認しません。
   1. 1）登録申請に際して当社に提供した情報に虚偽の事項が含まれている場合
   2. 2）利用希望者が反社会的勢力に該当する場合、又は、反社会的勢力が経営に実質的に関与している法人の役員、従業員である等、反社会的勢力と何らかの関係を有していると判明した場合
   3. 3）本サービスが犯罪による収益の移転やテロ資金の供与のために用いられるおそれがあると判明した場合
   4. 4）前３号のいずれか一に該当するおそれがあると当社が判断した場合
5. 前2項により、承認しなかった場合において、当社は、当該理由について、一切答えることができませんので予めご了承願います。
6. 会員は、第1項の規定に基づき申請を行った場合、第4項各号のいずれにも該当しないことを表明し、保証したものとみなされます。

第3条（プロジェクトの発表やプロジェクト実行者に関する条件）

1. プロジェクト申請をした者は、当社の定める全ての手続が完了した場合に、プロジェクトを発表・掲載できるものとします。なお、プロジェクトに関する申込書の提出を当社が受領する行為は、これらの手続の一環であり、プロジェクトは承認されない場合があります。
2. プロジェクトが承認されなかった場合において、それまでに要した費用は全てプロジェクト申請をした者の費用負担となり、理由の如何を問わず当社は一切負担しないものとします。また、承認をされない理由について、当社は一切答えることができませんので予めご了承願います。
3. プロジェクト実行者は、プロジェクト成立後にサポーターに対して画面に表示されている応援購入金以外の一切の費用負担（消費税や取引手数料等）を別途（当社が定める方法以外で）サポーターに求めることはできません。プロジェクト実行者が消費税を納付する義務のある事業者である場合、応援購入金は、消費税込の価格での会員間契約となりますのでご了承ください。
4. プロジェクト実行者が本利用規約又は本ガイドラインに違反する（又は、そのおそれのある）プロジェクトの発表やプロジェクトの説明文の掲載を行った場合、 当社は事前の許可なく該当する説明文の全部又は一部の非表示・削除、又はプロジェクト実行者の退会を実施する場合があります。
5. 前項の対応により、プロジェクト実行者に損害が生じた場合であっても、当社は一切の責任を負わないものとします。また、プロジェクトの途中での失敗、プロジェクトの説明とリターンや成果物が明らかに異なる場合、プロジェクトに不備や瑕疵、違法行為などがある場合、プロジェクト実行者はリターンについて責任を負うものとし、必要に応じてサポーターの対応をしなければなりません。
6. プロジェクト実行者は、発表時の情報、掲載画像、プロジェクトの紹介において虚偽の記載をしてはならないものとします。
7. プロジェクト実行者は、リターン提供につきサポーターの年齢確認が法令及び管轄する行政が定めるガイドライン等（以下「法令等」といいます）において必要なものについて、法令等において必要な方法及び必要なタイミングによりサポーターの年齢確認をしなければならないものとします。
8. プロジェクト実行者は、一度発表したプロジェクトについて、原則として中止すること（以下「プロジェクト中止」といいます）はできません。但し、例外として、募集期間中に、プロジェクト実行者の病気やけが、事故、天災被害等の不慮の事故等により、当社がやむを得ないと判断する場合は、サポーターへの発表及び当社所定の手続を経ることによりプロジェクト中止ができるものとします。なお、プロジェクト中止を行った場合であっても、本利用規約第7条及び第8条に基づく成約手数料が発生することに加え、別途当社が定めるプロジェクト中止に係る費用をご負担いただくことになりますのでご注意ください。
9. 一度発表したプロジェクトは第4項の場合を除き、前項に基づいてプロジェクト中止とされた場合であっても非表示とされませんのでご注意ください。
10. 当社は、以下に該当するプロジェクトの発表を禁止するものとし、これらが確認できた場合には、当社の裁量により、プロジェクトを削除し、又はプロジェクト実行者に退会を求める場合があります。またこれらのプロジェクトの発表ないし出品により当社に損害が生じた場合、 プロジェクト実行者はこれらの損害について賠償しなければならないことがあります。必ず出品する前に、プロジェクトが次の各項に該当しないことをご確認の上ご利用ください。
    1. 1）法令等で禁止されているもの
    2. 2）主として武器として使用される又はそのおそれのある物品の作成や収取を目的とするもの
    3. 3）アダルト・風俗関連のプロジェクト
    4. 4）リターンの提供につき法令等においての許認可等が必要なプロジェクト（プロジェクトの実行者が許認可等を受けている場合は除きます）
    5. 5）リターンの提供につき道路運送車両法に定める道路運送車両の保安基準を満たさないプロジェクト
    6. 6）リターンが金融商品取引法に定める有価証券に該当するその他金融商品取引法が適用される又はそのおそれのあるプロジェクト
    7. 7）リターンが資金決済法に定める前払式支払手段（適法に発行された前払式支払手段である場合を除きます）もしくは仮想通貨に該当する又はそのおそれのあるプロジェクト
    8. 8）他人の権利を侵害する又はそのおそれのあるプロジェクト
    9. 9）食品・飲料・薬などで人体・健康に対し、明らかに悪い影響を及ぼすおそれのあるものを作るプロジェクト
    10. 10）人体、臓器、細胞、血液又はそれらを利用・加工したものの作成や、医療関連のプロジェクト（プロジェクトの実行者が必要な許認可等を受け、かつ、当社の事前の承諾を得た場合は除きます）
    11. 11）当社が別途定める「禁止プロジェクト一覧」に定めるもの
    12. 12）その他、当社が運営上不適切と判断する一切のプロジェクト
11. プロジェクト実行者は次の各号に挙げるものについての出品説明文の掲載を禁止します。当該禁止事項に抵触する説明文の掲載が確認できた場合には当社の裁量により、プロジェクトを削除し、又はプロジェクト実行者に退会を求める場合があります。
    1. 1）殺害・虐待・自殺・自殺行為を肯定・勧誘あるいは助長する又はそのおそれがあると当社が判断する内容（殺害・自殺の方法などを掲載する行為を含みます）
    2. 2）違法薬物、火器・けん銃など違法武器、爆発物の製造、売買春、児童ポルノの提供、公文書偽造、殺人、傷害、詐欺、窃盗等の犯罪を肯定・勧誘あるいは助長する又はそのおそれがあると当社が判断する内容
    3. 3）過度に残虐又は暴力的な内容・動画・画像（イラストや絵画等も含みます）の掲載
    4. 4）本人の承諾のない個人情報の掲載（但し、一般に公開されている著名人などの情報であって個人情報保護法に抵触せず、また著名人のプライバシー権、パブリシティ権等を侵害しない場合を除きます）
    5. 5）社会通念上、不適切と解釈され、又はそのおそれのある表現・内容の掲載
    6. 6）アダルト画像、動画を含む内容（イラストや絵画等も含みます）の掲載
    7. 7）著しく性欲を興奮させたり、刺激したりする内容・動画・画像（イラストや絵画等も含みます）の掲載
    8. 8）アダルトサイト、出会い系サイト関連の表現・内容又はこれらのサイト等へのリンク
    9. 9）個人、法人問わず、自ら又は組織等を偽る行為
    10. 10）権利を有していない著作物（文字、画像、イラスト等）を無断で使用・出品する行為
    11. 11）無限連鎖講（ねずみ講）、リードメール、ネットワークビジネス関連（MLM、マネーゲーム、オンラインカジノ等を含みます）の勧誘等の情報、及びこれらに類すると当社が判断する情報の掲載
    12. 12）公職選挙法に抵触する行為
    13. 13）出会いを目的とする行為
    14. 14）異性との交際又は性交渉を目的として本サービスを利用する行為
    15. 15）直接会うことを目的とした内容を掲載、又は他の会員へ送信する行為。また、他の会員に対し、そのような行為をするよう誘う行為
    16. 16）他の会員に対し、個人情報（フルネーム、電話番号、メールアドレス、住所、本人の顔写真等）を聞き出す行為
    17. 17）他人を誹謗・中傷もしくは侮辱する内容、他人の名誉や信用を傷つける内容を掲載又は他の会員へ送信する行為
    18. 18）相手に恐怖心を生じさせる目的で危害を加えることを通告する脅迫行為やストーカー行為
    19. 19）人種、民族、性別、信条、社会的身分、居住地、身体的特徴、病歴、教育、財産等による差別につながる表現・内容を掲載、又は他の会員へ送信する行為
    20. 20）サポーターに誤認・誤解を与えるような紛らわしい掲載方法による出品及び出品説明文の掲載（例えば、特にプロジェクトのカテゴリーを故意、過失を問わず、間違えて掲載するなど）
    21. 21）優良誤認表示や有利誤認表示等景品表示法に違反する掲載
    22. 22）その他、法律に抵触する行為、及び当社が不適切と判断する行為
12. プロジェクト実行者は、プロジェクトの実行に際して、当該プロジェクトに関する全てのサポーターへのリターンの提供（サポーターへの商品等の到着を含みます）が完了するまでは、本サービス以外での、本プロジェクトに関するリターンの販売を行わないものとします。
13. プロジェクト実行者は、リターンの金額において割引表示をする場合は、当該割引表示の基となる金額で将来的に相当期間販売することを確約するものとします。

第4条（プロジェクトの管理）

1. サポーターの応援購入の申込時点で、サポーターとプロジェクト実行者の間に会員間契約が成立します。プロジェクト実行者は、プロジェクトの成立等、プロジェクトの進捗について責任をもって管理し、自らの管理画面を通じて、サポーターに対して適宜報告するものとします。なお、リターンの提供に関して発送の遅延等の問題が起こった場合は必ず当社に当該旨を速やかに報告するとともに、サポーターに対して報告するものとします。
2. プロジェクトの募集開始後は、原則として募集を開始したリターンについて変更（軽微な変更を除く）はできません。但し、リターンの追加については、当社の事前承諾を得ること、並びに既存のサポーターに対する適切な説明を果たすこと及び既存のサポーターが不利益とならないことを条件に可能とします。
3. プロジェクト実行者は、Makuake上でプロジェクト完了の報告を通知した後、プロジェクトごとに定められた期間内にリターンの提供を完了するものとします。
4. プロジェクト実行者は、プロジェクトごとに定められた期間内にリターンの提供を完了できず、かつ、対象プロジェクトページに定めるリスク＆チャレンジ期間内にリターンの提供を完了できなかった場合、サポーターに対し、サポーターが支払済みの応援購入金相当額を返金するものとします。
5. 前項のほか、プロジェクト実行者は、以下各号のいずれかの事由が生じた場合、サポーターに対し、サポーターが支払済みの応援購入金相当額を返金するものとします。
1. 1）破産手続の開始、民事再生手続の開始、会社更生手続の開始又は特別清算の開始の申立があったとき
2. 2）取引金融機関又は手形交換所の取引停止処分を受けたとき
3. 3）財産につき強制換価手続が開始されたとき
4. 4）相続人の全員が相続の限定承認もしくは相続の放棄の申述をしたとき又は財産の分離の請求がなされたとき
6. プロジェクト実行者は、会員間契約に基づき発生した権利を第三者に譲渡し、担保に供するなど一切の処分をすることはできないものとします。
7. プロジェクト実行者は、プロジェクトの募集開始後は、プロジェクトの内容を合理的な範囲を超えて大幅に変更することはできません（但し、リターンの変更については第2項の定めによるものとします。）。

第5条（プロジェクト成立された実行者に関する特約）

1. 本サービスにおいて、プロジェクト実行者に対して、当該プロジェクトにより生み出された商品又はサービスに関して、当社より、本サービス以外の方法による販売方法、ならびに、プロジェクトの成立・促進をするためのサービス(以下「本追加サービス」といいます)を提供させていただく場合があります。
2. 前項の場合において、手続の簡略化・効率化のため、当社が、以下のとおり、本追加サービスの提供を行うことができることにつき、ご了承いただくものとします。
   1. 1）本追加サービスにおける当社からの支払については、プロジェクト実行者からの別段の意思表示がない限り、本サービスにおいてプロジェクト実行者が登録した情報を利用し、支払を行うこと
   2. 2）本サービス申込時に登録された、プロジェクト実行者の担当者（変更された担当者を含みます）の電子メールにより行われる意思表示をもって、プロジェクト実行者の意思表示とみなすこと
   3. 3）前号の意思表示が書面により行われる場合は、プロジェクト実行者の担当者による印鑑を押印した書面の提出を持って、プロジェクト実行者の意思表示とみなすこと

第6条（サポーター情報の管理）

1. プロジェクト実行者は自己の責任と費用負担によって、サポーター情報の管理を行うものとし、サポーターの承諾なく第三者に利用させたり、貸与、譲渡、売買、質入、公開等をすることはできません。
2. プロジェクト実行者は、取得したサポーター情報を活用し、本サービスを除く、自己又は他類似サービスへの勧誘行為をすることはできません。
3. サポーター情報の管理不十分による情報の漏洩、使用上の過誤、第三者の使用、不正アクセス等による損害の責任はプロジェクト実行者が 負うものとし、当社は一切責任を負わないものとします。万一、認証情報が不正に利用されたことにより当社に損害が生じた場合、プロジェクト実行者は当該損害を賠償するものとします。

第7条（知的財産権）

1. プロジェクト実行者は、プロジェクト実行者により投稿されたプロジェクトの情報（文章、イラスト、写真等）については、本サービスを宣伝・広告・特集による紹介を目的として、当社が自由に利用することにつき予め了承するものとします。なお、投稿されたプロジェクトの情報であっても、イラスト、写真等について当社が素材を提供した場合は、当該素材に関する一切の権利は当社に帰属し、プロジェクト実行者は、当社の事前の承諾を得ることなく、本サービス内での利用以外できないものとします。
2. プロジェクト実行者は、当社の事前の承諾なく、プロジェクトページ（本サービス上で作成中のものを含みます）を、目的・方法の如何を問わず本サービス以外に一切利用又は転載（表現の形式的な修正のみがなされている場合を含みますがこれに限られません）しないものとします。

第8条（免責）

当社は、プロジェクトの内容・進捗の報告等により誘発された損害、成果、又は、プロジェクトの合法性や道徳性、権利の許諾、正確さ、プロジェクト実行者とサポーター間における会員間契約を含む全ての契約について、責任を負わないものとします。

第9条（再委託）

プロジェクト実行者は、サポーターへの事前の公表・記載なく、プロジェクトの成立後、実行に関して、第三者を参加させたり、又はその全部若しくは一部を第三者に再委託してはならないものとします。

第10条（本ガイドラインの変更）

1. 当社は以下の各号のいずれかの場合に、当社の裁量により、本ガイドラインを変更することができます。
   1. 1）本ガイドラインの変更が、会員の一般の利益に適合するとき。
   2. 2）本ガイドラインの変更が、契約をした目的に反せず、かつ、変更の必要性、変更後の内容の相当性、変更の内容その他の変更に係る事情に照らして合理的なものであるとき。
2. 当社は、前項による本ガイドラインの変更にあたり、事前に本ガイドラインを変更する旨及び変更後の本ガイドラインの内容とその効力発生日を当社ウェブサイト（URL：https://www.makuake.com/）に掲示する等の方法により、会員に周知します。
3. 変更後の本ガイドラインの効力発生日以降に会員が本サービスを利用したときは、会員は、本ガイドラインの変更に同意したものとみなします。
4. なお、当社ウェブサイト（URL：https://www.makuake.co.jp/）上に掲載されている利用規約を本サービスの効力のある最新の利用規約とします。本サービスご利用の際には必ずご確認くださいますようよろしくお願いします。

第11条（準拠法）

本ガイドラインは日本国法に準じて解釈されるものとします。