どんな仕事をしていても、ホームオフィスは快適で使いやすい場所にしたいですよね。この10の方法を参考に、ホームオフィスを整理整頓して、合理的なスペースにしましょう。

1.自然光を多く取り入れるか、間接照明を増やす

10-top10_mirror.jpg
広い窓がなかったり、邪魔にならない明るい照明がない場合は、あまりお金のかからない方法で、仕事場にもう少し照明を加えてみましょう。例えば、ブログ「Dumb Little Man」に載っている「ホームオフィスを良くする10の方法」の1つ「鏡を使ったライティングTips」。鏡の置き方を工夫することで、うまく当たっていなかった照明の光をしっかり当てることができます。
090408SOHOtips02.jpg
また、編集部のジェーソンさんがホームオフィスを改善する究極のやり方を追求していきついたのは、安いロープライトを使う方法。早朝や夕方に太陽光の加減がかわる時には、特に素晴しい間接照明になるそうです。

LEDのロープライトを、既にあるインテリアに巻きつければ、家具が増えずに間接照明ができあがり、というわけですね。気になる続きの9Tipsは以下からどうぞ。

2. PCを清潔に静かに保つ

3. 見逃しがちな快適な要素に注目、改善する

4. 使いやすいホワイトボードを使う

5. ファイル用のキャビネットを、もう一度活用する

6. 充電する必要があるものをまとめて、隠す

7. ワイヤー類は見えないようにする

8. 目、腕に楽な仕事場にしよう

9. ラベルメーカーを手に入れて、活用する

10. きれいに保つ

2. PCを清潔に静かに保つ

9dirty-fan.jpg

仕事机で本格的に使うには、バックアップも可能で好きな大きさのモニターを使えるデスクトップのPCが良いという意見は、もっともです。でも、デスクトップを使い続けていると汚く、熱く、音が大きくなってきます。こんな時は圧縮空気のスプレー、家にあるオイル、スクリュードライバーを使ってPCのゴミやホコリを取り除き、買ったばかりのころのようにしっかり動くように調整しましょう(やり方はこちら)。

もしハードドライブの動作音が気になるのなら、衝撃を吸収するゴム(rubber shockselastic suspenders)を置いてみましょう。新しいシステムを使う場合は、最初から静かに動くように工夫しましょうやり方はこちら)。

3. 見逃しがちな快適な要素に注目、改善する

8-top10_office_chair.jpg
ホームオフィスというと、デスクトップのレイアウトなどに集中しがちですが、とにかく座り心地の良い椅子白やベージュ以外の色の壁などの、通常は見逃しがちな要素に注目しましょう。サラ・ライマーさんのいかにしてホームオフィスを片付けたかの話は参考になるはず。ライフハッカーの過去記事でも、読者にちょっとしたコツを聞き、その答えを紹介しています。一例を挙げると下記のとおり。
  • プリンタを遠くに置くことでスクリーンから目を離して休ませる時間を作る
  • シュレッダーとゴミ箱をどこからでも手の届く場所に置いておく

4. 使いやすいホワイトボードを使う

7-whiteboard.jpg
どんなにコンピュータが好き!という人でも、やることや思いついたことを書いたメモを貼る場所は必要なはず。そこで必要になるのがホワイトボードですが、もしも近所の店に理想のホワイトボードがなかったり、自分仕様のものが欲しいと思ったら、少し工夫したホワイトボードを作ったり、買ったりしてみましょう。たとえばガラス板を使ったものは通常のホワイトボードに比べると少し読みにくいですが、頑丈だし、白い壁にはりつければ十分使えます。またstick-on, removable dry erase sheetsは、どんな壁にも簡単に貼付けられるので大きなものを書きたい時に重宝します。ホワイトボードがマーカー汚れで汚くなっている場合は、油性ペンとホワイトボード用マーカーで塗ったあとに、それをとるときれいになります。小さいサイズでメモ書きができるホワイトボードがほしい場合はCDのプラスチックケースを使って作る方法もあります。(やり方はこちら)また、Home Depotなどのホームセンターで特殊なペンキを買ってホワイトボードを作るのも手です(詳しくはこちら)。

3M 貼ってはがせるホワイトボード
サイズは600mm x 900mm

remote-buy-jp2._V45733929.jpg

5. ファイル用のキャビネットを、もう一度活用する

6-top10_file_cabinet.jpg
ある程度の年齢になると、みんなファイルをキャビネットのようなものに入れて整理しようとしているようです。でも、それを有効活用することができず、結局他の場所に書類の山ができてしまうという人も多いですよね。こうなっている場合、ファイリングのやり方が間違っているのが原因です。前編集長ジーナはそれぞれのラベルの付け方使い方や目的別の分け方を変えたことで、ファイル用のキャビネットを有効活用できるようになりました(詳しくはこちら)。また、ウェブサイトのThe Simple Dollarには会計、お金関係の書類を整理するコツが載っています(詳しくはこちら)。ファイリング関連ではこんな過去記事(英語)もありました。

6. 充電する必要があるものをまとめて、隠す

昔は充電しなければならないものは少なかったのですが、最近では携帯電話、デジカメのバッテリー、家の電話、ノートパソコンのバッテリーなど充電の必要なものがたくさんあり、ホームオフィスの場所を占領しています。それを机の上に置かないようにしつつ、簡単に見つけて充電できるようにする方法は簡単です。ベッドサイドのテーブルを少し改造して、そこに入れてしまえばいいのです。また、このビデオは編集部や読者が気に入っている、IKEAの家具を使った充電用の箱の作り方です。参考にどうぞ。

7.ワイヤー類は見えないようにする

4-wireless.jpg
ワイヤーが全くない仕事場を作ることもできますが、みんながWi-Fiや Bluetoothを活用しているわけではありませんよね。ライフハッカー編集部では2006年にアダムが2007年にジーナがワイヤーの見えないコードレスな仕事場を作ろうと挑戦しており、その後もこの挑戦を続けています。なお、簡単にワイヤー類を少なくする方法としては10ドル程度で器具を作る方法や、こんなプロテクターを買う方法もあります。これぞ!という1つの解決策があるわけではありませんが、やろうと思えばスタバのラテ2杯分くらいのお金で挑戦できることは覚えておくといいですね。

トリニティ ケーブルボックス
トリニティ ケーブルボックス(ブラック)

remote-buy-jp2._V45733929.jpg

8. 目、腕に楽な仕事場にしよう

3-top10_ergonomics.jpg
私たち人間の体は20万年以上も進化しておらず、本来、コンピュータを8時間くらい毎日使うような生活には慣れていません。だから、この作業の負担を軽減させるよう、努力しましょう。「The Ergotron」のウェブサイトには人間工学に基づいた仕事場の作り方が載っています。ここには理想的な机、椅子、モニターなどオフィス家具の位置が、仕事場の評価ツールとともに載っています。そこまでやらなくても...と思う人は、Reader's Digestが提案しているように、まずはモニターの位置を目のすぐ下にするようにしましょう。他にも、立ちながら仕事をできる机を作る(日本語)という手もありますよ。

9. ラベルメーカーを手に入れて、活用する

2-top10_label_maker_01.jpg
ラベルメーカーは、仕事の流れを考え、整理整頓をする時の手助けになります。ライフハッカー編集部ではBrother P-touch Home and Hobby modelを推薦していますが、ラベル好きの読者からのその他のおすすめも読んでみてください。

Brother ラベルライター P-touch12 PT-12
Brother ラベルライター
P-touch12 PT-12

remote-buy-jp2._V45733929.jpg

10. きれいに保つ

1-clean_workspace.jpg

Photo by frischmilch仕事場をきれいに保つなんて、簡単に感じますよね!書類などを入れておく箱を買い、マグカップは飲み終わったらもとの場所に戻し、書類もすべてファイリングする。編集部のジェーソンはいろんな整理法を活用して仕事場を大きく変身させました(詳しくはこちら)。でも、ケビンさんにとっては、たった1つの机を片付けてきれいに保つのも難しく感じるそうです。でも、ガンガン捨てるのではなく、ちょっと気になる点をまずは片付けることから始めるのが大切だ、とのこと。

Kevin Purdy(原文/訳:阿久津美穂)

【関連記事】

立って仕事ができるスタンディングデスクをDIY

靴を床から浮かせて整頓してみたら、スッキリ過ぎた件について

仕事場探訪:パープルの照明で仕事場をムーディに

仕事場探訪:階段の下を仕事場に有効活用

狭い部屋に「仕事場」と「遊び場」を効果的に作る方法