こんにちは。

ココロ社(小物好きのオッサン)です。

ええ感じの携帯のストラップを探している方に、今回は「根付のストラップ化」を強力にオススメしたいと思います。特に普段スーツで仕事している人は、これくらい個性を出しておいた方がちょうどいいですよ!

江戸のアクセサリー、根付

まずは根付の紹介をさせていただきますね。

根付は、財布などにつけていた江戸っ子の粋なアクセサリーで、その意味では、むしろ今のストラップの源流に根付があると考える人もいるようです。その根付、国民性というかなんというか、次第に腕のよい職人たちがとんでもなく精巧なものを作りはじめ、明治期には外人たちに衝撃を与え、大量に輸出されることとなります。

もちろん、江戸~明治時代に作られたような根付は、到底お小遣いでは買えないものばかりですが、今回は、複製品や最近作られたものなどをもとに、いかしたストラップを作ってみようというお話です。

  根付は骨董市でお好みのものを

根付は、ヤフーオークションやら古道具屋で買えたりします。本物から偽物、最近作られたものまでお値段もいろいろです。また、ハンズに行くと、すでに出来上がっている根付ストラップも売っていて、それも小さくてよいのですが、バリエーションが少ないので、もっと他の人が持ってない感じのものを選んでみたいですよね。ということで、根付を買うのに一番オススメなのは骨董市です。

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▲写真は新宿は花園神社の骨董市です。

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▲アップにしてみると、悪趣味極まりないものから、女の子に愛されそうな逸品まで玉石混交といった感じですが、じっくり見ていきましょう。このときは1個1000円でした。2000円の所が多いので結構これはお得でした。

今回買ったのは、以下の2点。

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▲ちょっと頭の弱そうなウサギです。耳のねじれ具合が何とも可愛らしいですね。

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▲茶釜から出てきたタヌキ。これも小さくてストラップとしていい感じに使えそう。

ストラップの紐はハンズや手芸の店へ

ストラップの紐は、いろんなタイプが出ているのですが、何種類か、日本的なデザインのものが出ているのでそれを使います。

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家電量販店には洋風のものしかなかったので、ハンズのストラップコーナーに行くと、こんないい感じのものがありました!これを取り付ければ完成です。

折れたり切れたりするのは覚悟の上で、一期一会を楽しもう

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▲もともと根付は紐を通すものですから、裏に穴が2つ開いています。そのままストラップに通せば完成。

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▲ということで紐を通しました。壁紙も動物モチーフにするとええ感じかもしれません。

一生モノというわけにはいかず、いずれポキンと折れたりもするでしょうけど、また骨董市に行けば新しい根付に出会えることでしょう。折れるまで、十分に愛でておきたいものですねー。

ココロ社