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ニュースリリース

食品ロス削減と食品有効活用に向けて
環境省「令和5年度 食品廃棄ゼロエリア創出モデル事業等」および
東京都「フードテックを活用した食品ロス削減推進事業(令和5年度)」に採択
販売期限切れの「からあげクン」を急速冷凍し、子ども食堂等に寄贈する取り組みをグリーンローソンで開始

2024年4月18日

株式会社ローソン(本社:東京都品川区、代表取締役 社長:竹増 貞信)は、食品ロスの削減と食品の有効活用を目的に、“販売期限切れ”(※1)となった「からあげクン」を急速冷凍し、支援を必要とする子ども食堂等へ寄贈する取り組みを4月18日(木)から東京都豊島区内のグリーンローソン(ローソン北大塚一丁目店)で開始いたします。
 (※1)ローソンが定めているお客様に販売可能な期限を過ぎているものの、消費期限内の商品

今回の取り組みでは、店舗で販売期限切れとなったからあげクンを、鮮度を保ったまま保存が可能な急速冷凍機で凍結し、子ども食堂等を運営する東京都豊島区内のNPO法人に寄贈いたします。寄贈したからあげクンは子ども食堂等で再調理され、昼食や夕食のメニューに活用される予定です。


ローソンは2023年1月から東京都品川区内の1店舗で同様の冷凍寄贈の実証実験を行ってきました。今回、環境省が食品ロス削減対策と食品循環資源のリサイクルにより食品廃棄ゼロを目指すエリアの創出を支援するため公募した「令和5年度 食品廃棄ゼロエリア創出モデル事業等」(※2)、および東京都が食品ロス削減に寄与する新たなビジネスモデルの創出と社会実装を推進するため公募した「フードテックを活用した食品ロス削減推進事業(令和5年度)」の両方に当該取り組みが採択され、2店舗目として実施することになりました。

(※2)

部門Ⅰ「食品廃棄ゼロエリア創出モデル事業」に採択。:特定のエリア内の食品廃棄ゼロ(食品の焼却・埋立ゼロ)を実現するため、食品ロス削減を含めた食品循環資源の再生利用等の実施に必要となる事前調査、課題整理、関係主体との調整、事業実施者単独では困難な効果検証(GHG削減効果やその他の効果の試算や拡大推計等を想定)等に対し、その費用の支援及び技術的支援を行うもの。


また、今回の取り組みを開始するにあたり、「としま子ども若者応援プロジェクト」の一環として、豊島区と「子どもの食の支援に関する覚書」を締結いたしました。

今後、地域のニーズやオペレーション面を検証した上で、他店舗への展開や品目の拡大等について引き続き検討してまいります。

【取り組み概要】


■開始日

2024年4月18日(木)

■開始日

グリーンローソン
(ローソン北大塚一丁目店)

<住所>東京都豊島区北大塚1-13-4

■対象商品

からあげクン4種類
(レギュラー、レッド、北海道チーズ、
 さわやかレモン味)

左:急速冷凍したからあげクン

右:再調理されたからあげクン

■寄贈先

豊島区内のNPO法人「ハートランド・友」等




ローソンは、食品ロス削減を重要な課題ととらえ、2025年に2018年対比25%削減、2030年に同50%削減を目指しています。2023年1月から品川区内の1店舗で実施している冷凍寄贈の取り組みでは、直近1年間(2023年3月~2024年2月)で約2,500個のフライドフーズの寄贈を行いました。

また、賞味期限の近付いたフライドフーズの学生食堂への無償提供も行っており、5月13日からは横浜市立大学の学生食堂で「ソースinLチキ 餃子味」1,200食が提供される予定です。


ローソンはこれからも食品ロス削減・子供の貧困解決など、SDGsの達成に取り組んでまいります。