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物流サイバーセキュリティー市場は年12%成長

2024年12月23日 (月)

調査・データ市場調査のResearch Nester(東京都台東区)は16日、「物流におけるサイバーセキュリティー(SS)市場」に関する調査結果を発表した。

これによると、同市場の規模は2024年に84億米ドルと推定され、37年までに366億米ドルに達すると予測されている。年平均成長率(CAGR)は12%と見込まれており、物流業界のサイバーセキュリティー対策の重要性がますます高まることを示している。

運輸・物流業界でのサイバー攻撃は増加しており、23年7月から24年7月の間には25件以上のインシデントが報告された。特に、21年にはRoyal Dirkzwagerからのデータ流出事件が発生し、物流業界でのセキュリティー対策の必要性が浮き彫りとなった。一方で、サイバーセキュリティー専門家の不足や高度な人材確保に伴うコスト増加が市場の課題として指摘されている。

調査によると、北米地域は引き続き主要市場となり、37年には37%の市場シェアを占めると予想されている。アメリカでは、連邦予算でのサイバーセキュリティー支援策が継続されており、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)を統合した先進的な物流セキュリティー技術への投資が進んでいる。また、日本を含むアジア太平洋地域でも、サイバー攻撃の増加に伴い市場が成長するとみられている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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