認証・表彰商船三井は25日、フィリピンの船員配乗会社Magsaysay Maritimeと共同運営する自営商船大学「MOL Magsaysay Maritime Academy」(MMMA)が、12月13日に、国土交通省の「機関承認制度」における特定船員教育機関として認定されたと発表した。
従来は、海外の船員養成機関を卒業した者が船員として日本籍船に乗るためには、国土交通省が実施する承認試験等に合格する必要があるが、今回の認定によりMMMAの航海科・機関科で所定のカリキュラムを修了・卒業し、比国の海技免状を取得した船員は、日本の承認試験等が免除され、日本籍船の船舶職員(船長・航海士または機関長・機関士)として乗ることが可能になる。
同認定を取得するためには国土交通省の厳しい基準をクリアする必要があり、今回の認定は、MMMAの教育体制や訓練設備、学業成績などにおいて、教育プログラムの質の高さと長期的な信頼が国土交通省から認められた証となる。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com