サービス・商品アイホン（名古屋市中区）は25日、PacPort（パックポート、東京都千代田区）と共同開発した荷物の伝票番号や荷物情報をセキュリティ解錠キーとする次世代型宅配システム「Pabbit」（パビット）が、佐川急便が提供するサービスにおいて試験的に利用可能になったと発表した。
同システムにより、オートロック物件での玄関先までの「置き配」が可能となり、再配達削減や配送効率の向上が期待される。
パビットは、伝票番号や荷物情報を用いたセキュリティ解錠キーでオートロックを開錠する仕組みを採用。設置された端末を通じて宅配業者が配達時のみ解錠可能となる。同技術により、従来オートロック設備が障壁となっていた宅配の効率化が進むと同時に、再配達による無駄なエネルギー消費の削減も可能になる。
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