国際マン・トラック&バス(ドイツ)は5日、初の「MAN eTruck(マン・eトラック)」を自動車物流のデュベンベックグループ(ドイツ)に導入したと発表した。
自動車物流の積載要件に合わせて特別に開発されたセミトレーラートラクター「Ultra Low Liner eTGX」は、両社が署名した意向書(LOI)に従い、26年までに最大120台稼働させる予定。デュベンベックは今後、同車種をフォルクスワーゲンの生産拠点への供給に使用するという。
同セミトレーラーの高さはわずか950ミリで、ホイールベースは3.75メートルと非常に短いものの、バッテリー容量は最大で500キロの航続距離を実現した。これにより室内高3メートルまでの最大積載量が重視される自動車物流に最適。4から6個までのバッテリーパックと449ps(馬力)と544psの電力レベルを選択できるモジュラーバッテリーにより、あらゆる輸送に適応できる。標準的なCCS充電テクノロジー(最大375キロワット)に加え、最大1メガワットの充電電力を備えた新しいMCS標準で注文することも可能という。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com