何かを残したい、かたちにしたい意欲と願望の高まる時期。分野を問わず、技術職や専門職をめざして頑張り、そんな場で活動している人には活躍の時期となるし、職業にする予定がなければ趣味の分野でも立派な作品を生み出すことが可能。それもなければ日記やメモ、家計簿でも可。自分の言葉や手で後に残るものを日々作って行くことが目標。人との関わりや周囲からの評価だけでなく、自分で納得できるものを探し、試してみるのにもよい時期。ライフワークにつながるものの発見にも期待。

１２年周期で最高の活動期の後半を通過中。この期間は６月１０日まで続く。本来ならば一生懸命頑張れば、その成果が現れて来るという運勢のはずだが、２０２３年３月から入ってきた土星の影響を受け、努力の結果はすぐには見えず、停滞と足踏み状態が続く。しかしこの時期に蓄積した経験は、その後の反省の期間も含めてこれから先の人生できっとかたちになるときが来る。知性に恵まれ状況の変化に素早く反応する優れた感性の持ち主には、必ずしもエンジン全開、思うままに活動をとおすすめできる時期ではないが、ときには待ち、耐える経験というのは、人生を一段と重厚なものにし、将来のより大きな実りを手にするために避けて通るべきではない貴重なものでもあるはず。

２０２３年７月から運勢停滞の原因となっていた環境や人間関係の問題は、１月に改善され、消滅に向かう。１３日以降、あなたを取り巻く環境は劇的に好転し、未知の場所に出かけ、今までとは違う環境に触れる機会や、新しい出会いのチャンスも増える。忙しく、慌ただしいけれど充実した時期の始まり。５月末には人生に安定をもたらす土星の影響を再び受けることになるので、それ以降はひと息つけるはず。そして６月１１日以降約１年間は、人生に拡大と発展をもたらす木星がかに座に入り、１２年周期で最高の活動期が始まる。

人との関わりを大切にする、社会性の強いこの星座が、頼りにされ、出番の多かった時期は一段落。慌ただしく動き回るだけでなく、ひと息ついて自分のための時間にも目を向け、これから先の楽しみや計画作りを考えるのも悪くない。人のためになることを頑張り、評価されるのは素晴らしいことだけれど、認めてくれる人がいないと価値がないと思えるのも何だか寂しいもの。人生のサイクルは５月以降、今までより長く、緩やかなものへと変化を始める。時間のかかるテーマや、自分で納得し、満足し、完結する課題や趣味に目を向けるのには最適。

２０２３年３月から人生に重圧を与えていた土星が、緊張をもたらす位置から３月３１日に離れる。すぐには対策の難しい問題を抱えていた人は、これ以降に解決の見通しが開けるはず。判断のヒントになる最新情報は積極的に入手し、活用していただきたいが、人間関係や環境にも大きな変化がありそうなこの時期、人を通じて入ってくる話題が必ずしも信頼できるとは限らないのが難。うますぎる話やデマを充分警戒し、不用意に拡散したりしない配慮も必要。社会的に周囲に影響力のある立場にいる人や、部下や後輩を管理する役割にある人は、特に注意が必要。

環境と人間関係がプレッシャーとなり得る星の配置は、１月１２日に終了。運勢は回復に向かい、今まで身につけた知識や経験を活用できるチャンスがこれからやって来る。しかし職場の雰囲気や環境の影響を受けやすく、必要以上に人の目を気にしなければならなかった状況から、本来の自信と幅広いバランス感覚を取り戻せるまでにはもう少し時間が必要に。４月中旬、情熱と行動力を制約する位置にある火星の影響を抜ければ、ハードな時期に身につけた経験を活用し、現実と冷静に向き合う広い視野が備わる。人間関係とほどよい距離を保つテクニックもこれから活用していきたい。

火星ー土星ー天王星という人生に波乱とハプニングをもたらす星の配置が頻繁にくり返される時期は、５月、そして７月と段階的に終了する。激動のサイクルは少しずつ落ち着いて行く見通し。何とか通り過ぎられた人も、最悪に近い状態にある人も、建て直しはこれから。頼りになる相談相手や理解者との出会いがきっかけとなることも。ただし、人間関係が広がるということは、中には信頼できない人物や考え方があまりに異なる、相容れない人も混じっている可能性を表す。調子のよい、話のうまい人物だけでなく、信頼できる（まっとうな生き方をしている）人物を見極め、大切にして行くことが運勢好転につながる。

１２年周期で最悪、人生の試練の時期は６月１０日に終了。それまではとりあえず身の安全を第一に考え、無事で元気に通過し終えることが目標。試練の内容はその人の置かれた環境や仕事の内容でさまざまだが、要は自分の一番苦手と思っていたことや、今までの人生で関わらずに来ることができた事柄に直面するという場面が多い。仕事や環境を変えれば問題がなくなるというものでもないので、今は現状維持で我慢。この瞬間も時は流れ、幸せな時期だけでなく、不運と試練の期間も必ず終わるときが来る。

環境や人との関わりが負担やプレッシャーにつながる運勢は、１月１２日に終了する。これからは回りに気を使うだけでなく、頼りになる人、そうでない人は自分で見極め、好き嫌いで選別していっても差し支えない。その結果、新しい出会いが億劫になり、交遊範囲が狭くなったとしても、これからの人生に大きな問題はないはず。友達は数の多さが問われるのではなく、信頼し合えるかそうでないかの質で評価されるべきもののはず。悪意やうますぎる話しから身を守ることが何より大切になる時代。その結果、行動範囲を限定し、狭くすることは、何ら不都合ではない。

社会活動に拡大と発展をもたらす木星の影響下を通過中。知恵とアイデアで現状を打開し、新しい時代と活路を開くというこの星座生まれの役割が十分に発揮できるかどうかは、置かれた環境に影響されるところが多い。組織や上司の顔色を伺い、発言が制約されるようなところにいれば、実力が発揮できないどころか、組織そのものに嫌気がさし、仕事をやめる、放り出す、その結果失うことにもなりかねない。活動期の行動力が後の人生で後悔をもたらす結果とならないよう、現実と妥協の余地を探しつつ、本来の改革と時代を先取りする知恵をどう発揮して行くか、バランス感覚と舵取り能力が問われる。

人生に重圧とプレッシャーをもたらすという土星の影響下を通過中。この時期が終了するのは５月２５日だが、それに先立ち１月からは強力な人間関係が広がり、環境の好転に期待できる。今までの努力が報われ、試練の時期に身につけた知識や経験を活用できるのはこれから。本格的な幸運の時期は今年の後半、６月１１日以降だが、それまでは信頼できる協力者や相談相手の確保も含めて、体調の調整や問題解決のためにも努力を忘れず、チャンスや幸運に向けて心の準備をおすすめしたい。