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一期一会の心が息づく町「彦根」

BRANDS

いと重のこだわり
いと重は「彦根」に根ざす意識を失わないことを心がけています。
 
いと重菓舗
 
彦根とともに210余年。
 
もとは糸問屋であった初代糸屋重兵衛が妻の見た夢のお告げから菓子屋に転身し、
現在まで七代にわたり「いと重菓舗」として、受け継がれてまいりました。
 
細くとも、連綿と続き切れることのない糸のように、
彦根に根付いた和菓子店として、これからも確かに彦根に存在し続けます。
 
また糸は時に縁のつながりに例えられます。
 
人と人、地域との縁を大切にし、過去から未来へと続く糸を象徴に、
今日まで築き上げてきた伝統を守りながら、時を重ねてこれからも歩んでいきます。
 素材へのこだわり

 

自家製餡

自家製餡

餡は手間隙をかけて丹念に作り上げた自家製餡。厳選した豆を使用しております。

製餡業者に頼らず、手間がかかっても豆の炊き上がりの美味さを逃さないようすぐに餡に仕上げております。餡を漉す網目は大変細かいものを使用しており、おのずと豆からとれる餡の量は少なくなりますが、きめの細かな舌触りの餡ができあがります。納得のいく商品作りを心がけます。

和三盆糖

和三盆糖

世界三名糖の一つに挙げられる日本独自の高級な砂糖で、徳島県から仕入れております。

和三盆は甘さがくどくなく後味がよいため、和菓子の高級材料として使用されます。また、口溶けのよさと風味のよい甘さから、和三盆そのものを固めただけで高級な御干菓子となります。「埋れ木」には抹茶を加えた和三盆糖を周囲にたっぷりとまぶしてあります。

卵

卵は地元彦根で評判の養鶏所さんから仕入れており、「良いえさ」「良い水」、「良い環境」、「健康な鶏」に細心の注意を払って生産された高品質の卵を使用しております。


HISTORY

歴史

いと重菓舗の歴史

創業文化6年(1809年)

 

当店代表銘菓「埋れ木」
井伊直弼公が青年時代を過ごした「埋れ木の舎」から
その名をいただいております。
文化六年
(1809年)

1800年以前に湖北地方から彦根へ移り白壁町(現在の彦根市本町一丁目)で元は「糸屋重兵衛」として糸問屋を営み、副業として煎餅などを作っておりましたが、初代糸屋重兵衛の妻・ますが夢のお告げで白髪の老翁から菓子の製法を教わり、文化六年(1809年)本格的に菓子業に転じたと記録されています。

文化十二年
(1815年)

井伊直弼公、十一代彦根藩主井伊直中の第十四男として誕生。

天保二年 ~
(1831年)

直弼公「埋れ木の舎(うもれぎのや)」時代

直弼、父と死別し藩の公館「北屋敷」へ移され質素な書生生活を強いられる。自らの埋もれた境遇から「北屋敷」を「埋れ木の舎(うもれぎのや)」と名づける。直弼、埋れ木舎にて学問、武術をはじめ、茶道、能などを覚える。

糸屋重兵衛の作った菓子「益寿糖」を茶道にも通じた直弼公が、 国学者で後に直弼の懐刀となる長野主膳(ながのしゅぜん)に与えたとの記録が残っております。長野主膳の御礼の歌と思われるものとして
「諸共にいさよき長き寿の ますます(益々)いとの心とも見よ」
益寿糖の菓子の名前から「益」と「寿」が、糸屋重兵衛の名から「いと」の字を引用したと思われる。

また、井伊直弼公が自ら彫った柳の文様の木型を糸屋重兵衛が貸し与え、砂糖菓子を作らせておりました。(銘菓「柳のしずく」)

嘉永三年
(1850年)

直弼、三十六歳で第十三代彦根藩主となり「掃部頭(かも んのかみ)」を称する。糸屋重兵衛の製造した「益寿糖」が参勤交代などで鳥居本宿で休む大名行列への贈答品として使用されます。

嘉永六年
(1853年)

浦賀にペリー来航。直弼、幕府に対し開国を主張する書簡を提出。

安政五年
(1858年)

直弼、大老となる。安政の大獄。

安政七年
(1860年)

桜田門外の変。直弼、四十六歳にて死去。

明治元年
(1868年) 

明治維新

彦根城下は明治維新後の廃藩置県の影響で人口が急激に減少。社会不安の中、藩内の善行者への褒賞がなされ、三代目糸屋重兵衛が、井伊直憲公より羽織を賜る。親孝行をお褒め頂いたとのことです。

第2次世界大戦

砂糖が不足し一時休業を余儀なくされる。

 

菓子業を再開

昭和38年
(1963年)

NHKの大河ドラマ第1作目として井伊直弼公を主人公とした「花の生涯」が放映。

昭和63年
(1988年)

いと重菓舗「駅前通り店」の開店。

平成8年
(1996年)

いと重菓舗「ビバシティ彦根店」の開店。

平成20年
(2008年)

「ギャラリー糸屋重兵衛」の開店。

平成24年
(2012年)

いと重菓舗「駅前通り店」にて「ITOJYU CAFÉ」を併設し、リニューアルオープン。

令和2年
(2020年)

創業300年を目指した業態改革の一環として、「駅前通り店」を閉店。

夢京橋キャッスルロードに「夢京橋店」をリニューアルオープン


城下町彦根より

hikone

彦根場内・旧彦根藩の大名庭園「玄宮園」にて

 
玄宮園
ここはおそらくは彦根城の天守閣を最も美しく見ることができる場所だと思います。玄宮園の中のちょっとした高台に位置する茶席「鳳翔台」は御茶を飲みながら、前面に玄宮園の風景を望むことができ、また後ろを振り返ると、国宝彦根城の天守閣がそびえたっています。天気のいい日には、青空と天守閣の白壁、そして彦根城内の豊かな自然の緑が惚れ惚れとするようなコントラストを見せてくれます。時代劇の撮影にも、しばしば使われるこの庭園は、遠方から友人が訪れてくると必ず連れて行く場所です。ライトアップはさらに美しく、9月に行われる「虫の音を聞く会」や11月の「錦秋のライトアップ」では、夕闇の中に美しく照らし出されます。
 

彦根は井伊直弼公ゆかりの町

井伊直弼公像
彦根と言えば井伊直弼公のゆかりの町であることが知られています。井伊直弼公は彦根においては「開国を決断した英雄」として尊敬を集めております。強行な反対を受けながらも、日本史上有数の国家の危機を新たな技術を取り入れることで乗り切らしめた偉人であると彦根の多くの人々は捉えているのではないでしょうか。またそのような「剛」のイメージとは対照的に、彦根では茶道・歌道・能に打ち込んだ文化人としての「柔」一面が知られております。「一期一会」という言葉を最初に使ったのは井伊直弼公だと言われています。運命の巡り合わせで彦根藩主・大老職に就くことが無ければ、一学者として彦根で学問に明け暮れながら静かに暮らしていたのではないか、という人もいます。この対照的な印象は、図らずも開国反対派の憎悪を一身に引き受けた孤独をも際立たせているように思われます。
 

多くの観光客が訪れる彦根の魅力

彦根嬢
静かな彦根城の風景と城下町が魅力の彦根ですが、近年では「ひこにゃん」で全国的に有名になり、国宝彦根城と合わせ、たくさんの観光客の方々が訪れてくださいます。そして、そこに住まう私たちもこの地域の持つ力に大きな自信を得て、彦根を盛り上げようという動きがあちこちで見られる活気ある地域になってきています。 ・青い空 ・白い壁 ・剛と柔 ・古いものと新しいもの ・静かなるものと活気溢れるもの対照的なものが彦根の歴史と、現在の彦根の魅力を形づくります。
 

いと重は彦根と共に200余念の歴史

店舗
当店は彦根の歴史と共に200余年の歴史を刻んできました。菓子作りに対する断固としたこだわりを持ちつつも、井伊直弼公のように新たなものを取り入れることには常に挑戦していく気持ちを持ち続けたい、と思います。 また和菓子店として、御菓子の美味しさを味わっていただくことはもちろん、当店の御菓子を通じて様々な魅力の溢れる彦根に思いを馳せていただけるような商いを行っていきたい、彦根に訪れていただく方々、当店の御菓子を召し上がっていただく全ての方々に一期一会の精神でおもてなしをしたいと考えております。
 
7代目

メディア掲載

media

テレビでのご紹介情報

平成27年4月

NHK 高橋英樹特別講義「"花燃ゆ"井伊直弼 悪人にあらず!」

柳のしずく

平成27年3月

朝日放送「ジモイチドライブ」

柳のしずく

平成27年2月

朝日放送「ココイロ」

埋れ木・益寿糖

平成26年10月

BSフジ「日本遺産物語」

埋れ木・益寿糖

平成25年8月

毎日放送「せやねん!」

埋れ木

平成24年5月

TBS「今夜はヒストリー」桜田門外の変

埋れ木・柳のしずく

メディア1

平成23年9月

びわこ放送「びわこカンパニー」

埋れ木・和こん

平成22年11月

フジテレビ系「ごきげんよう」

埋れ木埋れ木・和こん

平成21年5月

ミヤギテレビ「OH!バンデス」

和こん

平成21年

テレビ東京系「なんでも鑑定団」

埋れ木

平成19年12月

TBS「はなまるマーケット」おめざ

埋れ木

平成18年4月

東海テレビ「ふるさと紀行」

埋れ木・上生菓子

ラジオでのご紹介情報

平成24年4月

ラジオ関西「谷五郎のこころにきくラジオ」

埋れ木・益寿糖

平成23年4月

KBS京都「羽川英樹の京・奈良・近江みつけ旅」

金亀酒けーき

雑誌でのご紹介情報

平成24年4月

宝島社「steady」

埋れ木

メディア2
平成23年3月

ゲイン「KELLY」

埋れ木・柳のしずく

メディア3
平成23年1月

マガジンハウス「Hanako」

埋れ木・柳のしずく

メディア4
平成23年9月

オレンジページ社「オレンジページ」

埋れ木

メディア5
平成22年10月

集英社「MAQUIA」

埋れ木

メデイア6
平成21年10月

金澤倶楽部「金澤」

埋れ木

平成21年

クロワッサン

埋れ木

平成20年8月

リーフパブリケーションズ「LEAF」

埋れ木

平成19年3月

柴田書店「café sweets」

埋れ木・上生菓子

平成17年7月

クリステ関西「あまから手帖」

あわの海

平成17年3月

「大人組」

酒けーき

平成16年5月

交通新聞社「旅の手帖」

平成15年

一個人

埋れ木 他

毎年

JTB「るるぶ滋賀」

埋れ木

毎年

「滋賀本」