(※追記(5月5日):米ビルボードチャート専用Twitterアカウントによるツイートを添付しました。)
現地時間の5月2日月曜に発表された最新5月7日付米ビルボードソングスチャート(Hot 100)。ハリー・スタイルズ「As It Was」が2週連続、通算3週目の首位を獲得しました。
.@Harry_Styles' "As It Was" tops the #Hot100 for a third week 💯 https://t.co/DVsGuQoX7O
— billboard (@billboard) 2022年5月2日
ハリー・スタイルズ「As It Was」はストリーミングが前週比6%ダウンの2820万(同指標2位)、ダウンロードが同9%アップの9200(同指標3位)、ラジオが同23%アップの5270万(同指標6位)を獲得しています。
(上記は公式ヴィジュアライザー。)
2週前に初登場で首位を獲得したジャック・ハーロウ「First Class」が2週連続で2位に。ストリーミングは前週比16%ダウンの2910万(同指標3週目の1位)、ダウンロードは同8%アップの7400(同指標4位)、ラシオは同92%アップの2630万(同指標23位)となり、ラジオは2週連続でトップエアプレイゲイナーを獲得しています。
イマジン・ドラゴンズ & J.I.D「Enemy」が5位をキープ。ラジオは前週比3%アップの6600万となりこの指標を制覇。J.I.Dにとって初の同指標首位獲得となった一方、イマジン・ドラゴンズにとっては「Thunder」が2017年12月2日付以降3週首位に立って以来2度目となります。なおイマジン・ドラゴンズはラジオ指標において、「Radioactive」の2位をはじめ合計7曲がトップ10入りしています。
イマジン・ドラゴンズ & J.I.D「Enemy」は今週、オルタナティブエアプレイで9週目の首位に。1998年9月にオルタナティブエアプレイがスタートして以降、ラジオ指標との双方を同時に制したのは「Enemy」が7曲目となります。
<オルタナティブエアプレイ且つ総合ラジオ指標同時制覇曲および同時制覇週数>
・チャンバワンバ「Tubthumping」(1997年11月29日付 3週)
・グー・グー・ドールズ「Iris」(1998年8月1日付 1週)
・ファン. feat. ジャネル・モネイ「We Are Young」(2012年4月21日付 2週)
・ゴティエ feat. キンブラ「Somebody That I Used To Know」(2012年6月2日付 1週)
・ポルトガル・ザ・マン「Feel It Still」(2017年10月28日付 2週)
・パニック・アット・ザ・ディスコ「High Hopes」(2018年12月1日付 13週)
・イマジン・ドラゴンズ & J.I.D「Enemy」(2022年5月7日付)
最新のトップ10はこちら。
(※追記(5月5日):米ビルボードチャート専用Twitterアカウントによるツイートを添付しました。)
The #Hot100 top 10 (chart dated May 7, 2022)
— billboard charts (@billboardcharts) 2022年5月2日
[今週 (前週) 歌手名・曲名]
1位 (1位) ハリー・スタイルズ「As It Was」
2位 (2位) ジャック・ハーロウ「First Class」
3位 (3位) グラス・アニマルズ「Heat Waves」
4位 (4位) ラトー「Big Energy」
5位 (5位) イマジン・ドラゴンズ & J.I.D「Enemy」
6位 (6位) ザ・キッド・ラロイ & ジャスティン・ビーバー「Stay」
7位 (8位) ドージャ・キャット「Woman」
8位 (10位) ジャスティン・ビーバー「Ghost」
9位 (9位) コダック・ブラック「Super Gremlin」
10位 (11位) リル・ナズ・X「Thats What I Want」
(※リル・ナズ・X「Thats What I Want」について、これまでブログで「That's What I Want」とアポストロフィ付きで紹介しておりました。訂正し、お詫び申し上げます。)
米ビルボードが一昨年新設したグローバルチャートもチェック。200を超える地域の主要デジタルプラットフォームによるストリーミングとデジタルダウンロードで構成され、歌手のホームページでの販売分を含まないグローバルチャート。5月7日付ではハリー・スタイルズ「As It Was」が双方のチャートで4週連続の首位を獲得しました。
.@Harry_Styles' "As It Was" rules the Billboard Global charts for a fourth week 🌎📈https://t.co/rpsAMTqcHx
— billboard (@billboard) 2022年5月2日
The Global 200 top 10 (chart dated May 7, 2022)
— billboard charts (@billboardcharts) 2022年5月2日
The Global Excl. U.S. top 10 (chart dated May 7, 2022)
— billboard charts (@billboardcharts) 2022年5月2日
ハリー・スタイルズ「As It Was」はGlobal 200においてストリーミングが前週比1%アップの1億430万、ダウンロードが同11%アップの17700を、Global 200から米の分を引いたGlobal Excl. U.S.ではストリーミングが前週比4%アップの7720万、ダウンロードが同12%アップの8600を、それぞれ獲得しています。
Global 200において初登場から4週連続でストリーミングが1億回を突破したのは「As It Was」が初(3週前は1億2210万、2週前は1億390万、前週は1億310万)。これまではオリヴィア・ロドリゴ「Drivers License」およびBTS「Butter」の3週が最高でした。初登場週を含まないならば、ザ・キッド・ラロイ & ジャスティン・ビーバー「Stay」が2021年8月21日付から10月16日付までの9週、1億回を突破したのが最高記録となります。
カミラ・カベロ feat. エド・シーラン「Bam Bam」がGlobal 200で7→5位となり、同曲初のトップ5入り。カミラ・カベロにとってこのチャートでのトップ5は初となり、エド・シーランは3曲目。ストリーミングは前週比5%アップの3510万、ダウンロードは同6%アップの11000を獲得しています。なお「Bam Bam」はGlobal Excl. U.S.においては前週初のトップ5入り、今週は1ランクアップし4位となっています。