いよいよ1年後に迫る2020年東京オリンピック競技大会の開幕。
その日が近づくとともに、オリンピックの商業利用の是非にまつわる議論も過熱していくことでしょう。
スポーツ業界、広告業界、法律業界では知られていますが、
IOC、JOC、大会組織委員会は、スポンサー以外による「オリンピックを想起させる表現」や「オリンピックのイメージ」を用いた広告や商行為を「アンブッシュマーケティング」と呼び、規制対象と位置付けています。
この方針については、
・どうして「オリンピック」って使っちゃダメなの?
・いったいどこまでがダメで、どこからなら良いのか?ボーダーラインはどこ?
・どうしてこんなルールができたの?
・ブランド保護やスポンサーが絡んでいるなら仕方ないのでは?
・だがオリンピックの盛り上がりに水を差すのでは?
・スポンサーのためのオリンピックになってないか?
など、様々な意見や戸惑いの対象になっています。
いったい、オリンピックは誰のものなのでしょうか?
本イベントは、そんな疑問に光を当てるために、
オリンピックマーケティング、アンブッシュマーケティングの本質を語れる日本代表をお招きして行うトークイベントです。
第1部がスピーカー3名によるプレゼンテーション、後半がプレゼンを受けてお互いに語り合うパネルディスカッション形式を予定しています。
今まさにオリンピックを迎えんとしている開催国の一員として、是非、みんなで考えていきましょう!
イベント詳細
日時:2019/7/29(月) 19:00~21:20
場所:サイボウズ株式会社内"サイボウ樹パーク"
住所:東京都中央区日本橋2丁目7−1 東京日本橋タワー27階
費用:1,200円
支払:VISA, Master、コンビニ, ATM、PayPal, JCB, AMEX
問合:ムゲンチザイ運営事務局 infinity.ip.com@gmail.com
- スピーカー
足立 勝/ニューヨーク州弁護士。著書に『アンブッシュ・マーケティング規制法―著名商標の顧客吸引力を利用する行為の規制』(創耕舎)など。
加島 卓/社会学者、東海大学教授。著書に『オリンピック・デザイン・マーケティング―エンブレム問題からオープンデザインへ』(河出書房新社)など。
友利 昴/著述家、1級知的財産管理技能士(ブランド・コンテンツ)。著書に『オリンピックVS便乗商法―まやかしの知的財産に忖度する社会への警鐘』(作品社)など
司会:ちざたまご