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私選2024年読んで面白かったおすすめ漫画10選

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実は毎年「今年読んで面白かった漫画」を振り返りたいな…と思っていたのだが、生来のめんどくさがりな性分からか2016年以降まったくできていない。8年…。麦わらの一味も4回パワーアップできるでぇ…。

2016年に全巻読んだ漫画で個人的におもしろかったランキング

ということで、この記事はとても私的な備忘録のような記事です。いま、こういう漫画を読んで面白がってるんだなと思っていただければこれ幸いかと。

2024年漫画読書の私的な傾向と選定基準

まずは、私が今どんな漫画を読んでいてどんな漫画をここでピックアップしているかを…。

いまはアニメを見ている時間のほうが長くなっている

漫画の記事で何を言ってるんだと…思う人がいるかもしれないんだけど、私は正直ものなので。以前の私は視聴時間でいうと「漫画>>>>>>>>>>アニメ」だったんですが、漫画も読みすぎてきたせいで今はアニメを視聴する時間が多いです。

アニメはこれまで見てきた総量が少ないので、まだ見ぬ名作が多くて新鮮です。また、アニメ見て原作漫画を読んで、原作漫画を読んでアニメを見るというグッドサイクルも…。

見ないと損するおもしろいおすすめアニメ2024!「このアニメは見とけ」今年の新作や往年の名作を紹介

これまで苦手だったジャンルの作品を読むようになった

私は割とぱっきりとジャンルの好き嫌いがあるので、読まないジャンルはほんとよまなったんですが今年は苦手だったジャンルの作品も読むようになりました。

そう、いわゆるラブコメ・恋愛漫画です。

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本当に苦手だったジャンル…。なんというか、共感性羞恥が発動しまくって読むのが苦手だったんですが、歳を重ねて大丈夫になりました。むしろ、「これはこれで…」と堪能しております。

ただ、まだ苦手なジャンルはあって、「少女漫画」「デスゲーム」系などはまだまだという感じ。デスゲーム系は一生読まないかも…。また、子供がいることもあり子供が酷い目にあう漫画はかなり読むのに抵抗があります。


作品の選定ポイント

この記事で作品を選ぶポイントは以下。あくまで自分用の縛りです。

作品選定の私的ルール
  • 私が今年初めて全巻・全話読んだ作品に限る(昨年以前に試し読みしたようなものも含む)
  • あくまで今年全巻読んだものなので週刊連載などで読んでいるものは省く。
  • 連載中、完結済み、古い、新しいは関係なくピックアップ

全巻読んだという縛りを入れているのでつまらない作品はないです。


2024年に読んで面白かった私的おすすめ漫画

私が今年読んでハマった漫画はこいつ等だ―。

1. ダンス・ダンス・ダンスール / ジョージ朝倉(連載中)

もう、びっくりするぐらいハマりまくったバレエ漫画。実は数年前に5巻ぐらいまで読んだことはあるんですけど、そのあとずっと読んでいませんでした。

しかし、あらためて読んでみるともうハマりまくり。マンガアプリで読んでいたんだけど、数年ぶりに少し課金してしまいました…。

アニメ化もされているんだけど、その範囲は以前私が試し読みしたあたりまでなんですよね。主人公がバレエを本格的に始めるまでの話。日本の普通の中学生にとって、バレエって独特の恥ずかしさが合ってなかなか勇気が出ない。また、中学生特有のイジメの描写などもあり、おもしろいんだけど『ダンス・ダンス・ダンスール』の本当のおもしろさは序盤ではわからないはずです。私のように序盤しか読んでなかった人もいるかも。

中盤以降は、主人公が本格的にバレエをはじめます。つまり、バレエの魅力を感じることができるのは中盤以降なのです。主人公以外にもさまざまな魅力的なダンサーが出てくる群像劇だし、代表的な演目についても学べそして圧巻の縁具が見れるし、日本と海外の違いとか、、、とにかく、バレエの魅力が詰まりまくっているんです。

私は主人公が海外のコンクールに出場するエピソードやパトロンを得るために演技するシーンに度肝を抜かれました。まちがいなく最終巻まで追いかける作品です。

表現に圧倒されるおすすめダンス漫画2024!バレエ、ストリート、社交ダンスなど

2. その着せ替え人形は恋をする / 福田晋一(連載中)

雛人形職人の孫である五条君にコスプレ衣装の制作を依頼するギャル海夢ちゃんのボーイ・ミーツ・ガール的なラブコメ。

この作品はめちゃくちゃ面白くていいところたくさんあるんですけど、大きな見どころは「二人の恋愛」と「コスプレに対するガチ度」でしょう。

まず、恋愛部分。なんというか、すれ違いによるイライラとか見てる側が嫌な恥ずかしさを感じるシーンがほぼない。周りの登場人物たちもいい人ばかりだし、不快感なくずっと読んでいたい、何回も読みたいと思えるラブコメ漫画なんです。これ結構すごくないですか?身勝手なヒロイン、虚勢をはる主人公…みたいなのが全然ない。五条君も海夢ちゃんも二人ともめちゃくちゃいい子で素直に応援できるのが『その着せ替え人形は恋をする』なのです。恋愛漫画苦手な人もこれなら読めるはず。俺がそうだった。

そして、コスプレ。これが凄い。まず、ヒロインがガチオタク(エロゲ―含む)なので、その尖った趣味に逆に五条君が振り回されるのがよい。そして、コスプレのガチ度を盛り上げるために劇中作の設定を凄く凝っていることが素晴らしい。彼らのコスプレを通して、その作品を見たいと思わせる説得力があるんです。

アニメの2期はまだでしょうか…。

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3. 僕の心のヤバイやつ / 桜井のりお(連載中)

ラブコメ枠からもうひとつ。『僕の心のヤバイやつ』は中二病前回の痛い主人公・京太郎と芸能人の卵でめちゃくちゃよく食べるヒロイン・山田の恋愛を描くラブコメ漫画。痛い中二病男子の描写の面白さや、格差ありまくりの二人の恋愛模様にドキドキとニヤニヤが止まらない傑作です。

『着せ恋』同様にラブコメ漫画苦手な人にもおすすめしたい作品。


4. Ubel Blatt~ユーベルブラット~ / 塩野干支郎次(完結 / 全24巻)

個人的には『ベルセルク』に次ぐダークファンタジー漫画で昔大好きだったんですが、途中までしか読んでいなかったので今年ようやく完読。マンガUP!で毎日コツコツ読んでいたんですが、おもしろくておもしろくて日々の楽しみでした。

ただぁー(粗品風)、本当に最後の最後がまじでどうしてそうなった…。あそこまで思わせぶりのラスボス・グレンの無様さよ…。最後をもう少し盛り上げてくれれば屈指の傑作になっていたと思います。マジデドウシテ…。

そして、なんと2025年にアニメ化します。マンガUP!ではセクシーな描写に黒ノリがたっぷりだったので無修正で頼みますぜ…。また、アニオリ許さない勢の私もラストは改変してほしいという複雑な気持ちでアニメ化を見守ります。

2025年冬アニメまとめ一覧表とおすすめ作品を紹介!!新作、シリーズ作品の放送時間を早見表でCHECK

『Ubel Blatt~ユーベルブラット~』は0巻~23巻の全24巻です。


5. ふつうの軽音部 / くわはり・出内テツオ(連載中)

ジャンプ+で連載が始まり、あれよあれよと人気作になった本作『ふつうの軽音部』。高校にある普通の軽音部を題材にしており、プロデビューとかではなく、文化祭での演奏を目指しているあたりかなり身近な目標にしている。

普通…なのにおもしろい。あまりにおもしろすぎて貯めに貯めていたジャンプ+のポイントをぶっ放しすでに3周している。つまり、初見でおもしろいだけでなくて何度も読み返したくなるような漫画ということ。

また、作品で紹介されている楽曲がよい。自分が昔好きだったバンドの曲や、Vaundyなど最近の曲、そしてandymoriなど知る人ぞ知るバンドなどがピックアップされており、まるでspotifyのように新しい楽曲に出会えております。漫画を読む→Youtubeで楽曲検索がループしている人も多いはず。

今読みたいこれから流行りそうなおすすめ新作漫画2025!マンガ大賞の選考基準で厳選しました

6. のだめカンタービレ / 二ノ宮知子(完結 / 全25巻)

10数年前に途中まで読んだことはあるんだけど、内容を全く覚えておらず再読。この機会に、最終巻後の番外編まで通して読むことができました(番外編まで読んだのは初。)のだめと千秋のドタバタラブコメshowというイメージだったのですが、あらめて読んだ感想は青春群像。千秋とのだめ以外にも音楽に人生をかける若者たちが国内・国外多数。

かなり本格的な音楽漫画でイッキ読みしてしまいました。オーケストラの描写(組織的な内面も演奏シーンも)に関しては全音楽漫画でNo.1だと思う。あまりにハマったのでアニメとドラマも視聴中です。


7. 響~小説家になる方法~ / 柳本光晴(完結 / 全13巻)

『響~小説家になる方法~』。この作品は連載当初かなりに話題になり、マンガ大賞やら実写映画化やらされたので知ってる人も多いと思います。私も当初読んでいたのですが、途中から新刊を負えてなかったので今年最初から読みなおしました。

極端なことを言うとワンパターンと言えばワンパターン。響の正体を探るために悪者が出てくる→ぶん殴る→響はすごいのループだけどおもしろい。小説家になる方法は才能と暴力という元も子もないのも素晴らしい。

そして響もやばいけど幼馴染がもっとサイコ野郎でおもしろい。この漫画まともな奴がいないのだ。それが良い。断言するけど一度読むと続きが気になって気になって全館読むことになると思います。


8. あくまでクジャクの話です。 / 小出もと貴(連載中)

2024年に読んで一番笑ったギャグ漫画は間違いなくこの『あくまでクジャクの話です。』。男らしさ、女らしさ、恋愛に悩む人すべてに読んでもらいたい。とにかくヒロインの阿加埜がヤバイ。ミスコンでインフルエンサーなんだけど、辛辣に老若男女を罵る様はまさに外道。こんなに口の悪い主人公は『今日から俺は』の三橋以来かも…。

また各エピソードで様々な動物の生物学がテーマになっており、笑いながらも少しだけ勉強になるのもよい。この作品も何度も読み返している。


9. 竜送りのイサギ / 星野真(連載中)

剣の天才で処刑人として生きている少年イサギが、国の英雄であり恩人でもあるタツナミの処刑を通して、なぜタツナミが国の守り神である竜を殺したのかを知るためにタツナミの息子と旅に出るという和風ファンタジー。

これはまじで面白い。江戸時代ぐらいの時代+竜という和風ファンタジーの世界観が良い。様々な個性的な竜がいたり、竜の骨で作った件を持つ男と戦ったりとワクワクする展開が


10. カグラバチ / 外薗健(連載中)

2024年に読んだ漫画でNo.1バトル漫画はこの『カグラバチ』。初見は正直言ってすぐに打ち切られると思いました。そう思った人も多いはず。なんていうか、ジャンプで10話ぐらいで打ち切られた過去作と絵柄が似ていたので「この絵柄は打ち切られる」と直感していました。

しかし、最近の私の打ち切りレーダーは外れっぱなし。『鬼滅の刃』『呪術廻戦』も最初は打ち切られると思ったものよ…ということでこの『カグラバチ』、来年あたりにアニメ化してめちゃくちゃ売れると思う。

何といっても、迫力あるバトル描写はレベチです。これMAPPAがアニメ化したらかなり映えるはずです。


まとめ

他にもいろいろ読んでいるのですがキリがないので10選にしました。2025年ももっとおもしろい漫画を読みたいぜ。

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