青雲カフェには教師に加え、卒業生の保護者やフリースクール関係者も常駐。生徒の悩みに耳を傾ける=神戸市長田区池田谷町2

 不登校の増加が深刻化する中、同じ悩みを持つ生徒が交流したり、マイペースで過ごせたりする空間として、学校内に「居場所カフェ」を設ける動きが注目されている。小中学校での不登校経験者が多い通信制の兵庫県立青雲高校(神戸市長田区)も今秋に開設。教師に加え、OBの保護者らが思春期の悩みに寄り添っている。(津谷治英)