ワンルームでふたりきり
本販売日:2017/09/22
電子版配信日:2017/10/20
本定価:713円(税込)
電子版定価:770円(税込)
ISBN:978-4-8296-4251-1
「本当にたくましくなられて……反りも長さも……」
張りつめた肉茎を指であやし、蕩けた貌を寄せる百合子。
ひとり暮らしを始めた涼一の部屋にやって来たのは、
幼い頃から身の周りの世話をしてくれた36歳の未亡人。
掃除、洗濯、料理はもちろん、ムラムラしたら性処理まで!
熟女お手伝いさん――それは夢のように淫らな〝恋人〟!
●もくじ
第一章 狭いワンルームに天使がやって来た!
第二章 旦那様のオナニー、お手伝いします
第三章 お口で、おっぱいで、ご奉仕させて
第四章 マゾな家政婦でごめんなさい……
第五章 美熟女(みぼうじん)は僕専用のソープ嬢
第六章 ウェディングドレスで熱い〝初夜〟を
エピローグ サクラサク
ゆりこ(36歳)その他
あゆみ(29歳)叔母・伯母
本編の一部を立読み
「三十六歳なのに、テカテカ光沢の破廉恥ビキニなんて着て。水着とこのボディの組み合わさった破壊力がものすごいんです」
女体をゆすられる。秘芯から生じる快楽は、口唇愛撫と飲精で高まっていた女体には、麻薬のようだった。
「ご、ごめんなさいっ」
謝り、自ら腰を振る。こうして硬く張り詰めさせている原因は、自分だった。昂りをなだめるため、そしてより深い快楽を味わうために、百合子は淫らな仕草でくいっくいっとヒップを前後させた。
「浮気しない? 僕以外の男に、この身体をさわらせない?」
亡くなった夫の存在が、青年の頭のなかにあるのかもしれない。涼一は嫉妬の炎を燃やして対抗心を抱き、ペニスを猛らせていた。子宮を圧するように、衝き上げてくる。
「しませんわっ」
百合子は叫んだ。自分を思ってくれる青年の純情が、愛おしいと思う。女の心まで届かせようと、激しく責める情熱がうれしかった。
「百合子さんは、僕専用のソープ嬢?」
「はい。そうですよ」
涼一が口を差し出してきた。百合子は応じる。ぴたりとふれ合わせて、キスを交わした。涼一が唾液を流し込んでくる。自分の女だとわからせるように、百合子に与え、呑ませてきた。その間も、ズムッズムッと肉茎が刺さる。女体のなかを流れる甘い波が崩れ、一気に噴き上がった。
「イくッ……イッちゃう」
肉交の衝撃で、キスの口がずれた。途端に紅唇は凄艶な牝泣きを奏でた。
「もっと泣いて百合子さんっ」
「はいっ、百合子はイキますっ、あああんっ」
絶頂の声が浴室内に響き渡った。黒ビキニに汗が流れて、エナメルのかがやきを増す。白い肌は紅潮し、震えを起こした。
「百合子さん、僕の百合子っ」
涼一がなおも勃起を差し込んで、犯す。オルガスムスのなか、さらに愉悦の波が巻き起こった。
「ごめんなさいっ、許してっ、イクッ……だめっ」
ヒップをゆらされて、連続絶頂する。涼一の首に腕を回して、しがみついた。太ももで男の腰を挟むが、涼一は容赦してくれない。子宮に響く嵌入が続いた。
「いやっ、わたしイキッ放しに……ねえっ」
アクメの波が、間断なく起こる。極限まで高まった官能は、行き場を失って女体を苛む。百合子は頭を打ち振った。まとめ髪が崩れて、垂れた毛先が頬に当たった。
「ごめんなさい。しないでっ……これ以上、だめ、またっ」
またもや昇り詰める。呼吸が続かなかった。責め殺されると思った。次の刹那、勃起が奥まで貫く。交合が止まった。
「ゆりこっ」
掴んだヒップを涼一が引きつけて、射精が始まった。樹液が流れ込む。苦しさが去り、代わりに襲ってきたのは絶大な陶酔だった。
「ひっ、ああっ、んううっ」
まともに声も出せない。とめどない絶頂感が女体を洗う。未亡人は涙で濡れた瞳を青年に向けて紅唇を喘がせ、いつまでも身を痙攣させた。