学校教育における英語学習は、小学校中学年から高等学校卒業まで10年間続きます。
この期間全体を通して、子どもたちは「英語を使ってできること」を積み重ねていきます。
そして、たくさんの「英語でできること」を活用して、様々な課題を解決できるようになります。
小学校学習指導要領に述べられるように、小学校「外国語活動」と「外国語」には、小・中・高等学校を通じて育成を目指す資質・能力の「素地」さらに「基礎」を育む役割があります。
すなわち、小学校から中学校はじめの英語学習は、まさに「英語でできること」を蓄積していく時期であり、「英語で挨拶ができる」、「英語で好きなものを言える」、「英語で得意なことを言える」など、小さな「できること」を1つずつ実感できる学びを、日々の授業を通して体験することが大切です。
英検ESGは、こうした「英語を使ってできること」の積み重ねを児童が実感できる学びを実現し、先生方には「指導と評価の一体化」を考える取組となることを目指して開発されました。小学校学習指導要領が示す「外国語活動」と「外国語」で「育成を目指す資質・能力」の正確な理解に基づき、その習得状況を適切な方法で確認するタスクを用いることを最も重視しています。
英検ESGの導入によって、小学校英語教育の「CAN-DOリストの形での学習到達目標」を活用した授業改善イメージ【主体性の評価につながる振り返り活動/指導と評価の一体化(PDCAサイクル)】を具体化することができます。