会社のPCを入れ替えることになり、Windows上のunixツール環境、今度はどうしようかと考えた。
今まではCygwin使いだったが、apt-cygの動向があるのと、QiitaなどでMSYS2の記事が増えてるので、MSYS2に乗り換えてみようか、とも思う。
実は一度新PCにMSYS2とCygwinを入れてみたのだが、MSYS2はそもそもスタートアップメニューのショートカットがMSYS2とMinGW64/32で分かれてるのがそもそも理解不能だったし、Cygwinのsetup-x86_64.exeの使い勝手も相変わらず悪かった。
とはいえ、apt-cygが一向に公式に取り入れられないなどCygwinに頼り切るのはどうもなぁ・・・という感じ。
apt-cygのゴタゴタ参考:
で、MSYS2だがいまいちMinGW64との違いや関係が理解できない。
これ読んでもまだピンとこない。
一応MSYS2のHistoryも読んでみたが・・・。
やっぱり分からん。つーか、やっぱり何でスタートメニューのショートカットでMSYS2/MinGW64/32で分かれるんや。
ぐぐってたら以下のQAを見つけて、これでようやく腑に落ちた。
つまりこういうことかな?
自分の中で整理(間違ってるかも):
この辺、MSYS2のintroductionにもはっきり書かれてないので、分かりづらかった。(表現に注意すれば、書かれていなくはないのだが、ストレートに読み取り辛い・・・)
結局MSYS2はCygwinのupstreamを追いかけるforkということは確かで、それならパッケージの種類は問題ないよね・・・と思いきや、上記Wikiでも "msys2 subsystem is pretty small" とある通り、パッケージ一覧を見ても本当に必要最低限のunixツールセット、という感じ。
むしろ "mingw-w64-" prefixの方がパッケージが充実してる・・・。
が、結局はCygwinのサブセットなので、Cygwin側のパッケージ数には劣る。
とはいえとはいえ、MSYS2側の調整でファイルパスの "/cygwin" prefixが省略できたり、マウントにnoaclがデフォルトとなるのは多少楽、ではあるが・・・。
うーん、開発に使いたいわけではなく、便利なunixのCUIツールをWindowsで使いたいだけなので、正直MSYS2/MinGW64の住み分けの考え方は余分なんだよなぁ・・・。
パッケージ数としてもCygwin本家の方が圧倒的なので、結局 Cygwin + apt-cyg の方が良いのではなかろうか・・・。
正直、なんでQiitaでみんなしてMSYS2使ってるのか分からん・・・。
コメント