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Avidemux

Avidemux の概要や使い方を紹介しています

Avidemux を紹介しているページです

多くのフォーマットに対応した動画編集ソフト!「Avidemux」。

Avidemux Avidemux
3.09 / 51748 票)
制作者 mean
日本語言語ファイル制作者 Tilt
対応 Vista/7/8/10
バージョン 2.8.1
更新日時 2022-09-17
ファイルサイズ 38.1 MB
ミラー
ミラー
ポータブル版

Avidemux

多形式に対応した動画編集ソフト。
MP4 / MKV / WebM / AVI / FLV / MPG(MPEG-1 / 2 / TS )/ VOB / WMV / MOV 等々、幅広いフォーマットの入出力に対応したビデオエディタで、不要な場面のカット / 動画連結 / リサイズ / フォーマット変換(NVENC を利用した GPU エンコードにも対応)/ クロップ / 黒ベタ追加 / 画質&色調補正 / 回転 / 反転 / フェード効果挿入 / 字幕合成 / 音ズレ補正 / ロゴ除去 / 音声抽出 等々の処理を行うことができます。

Avidemuxは、多くのフォーマットに対応した動画編集ソフトです。
動画内の特定場面を切り捨てたり、動画と動画を連結させたり、映像に多種多様なフィルタ※1 をかけたりすることができる... という高機能なビデオエディタです。
1 シャープ、ぼかし、ノイズ除去、拡大 / 縮小、字幕付加、明るさ補正、色調補正 等々、利用できるフィルタは 40 種類以上もある。
入力・出力 ともに多形式に対応していているところが最大の特徴で、AVI / MPG(MPEG-1 / 2 / TS )/ VOB / ASF / WMV / MOV / MKV / OGM / FLV / MP4 / M4V / 3GP 等の動画を、AVI / MP4 / MKV / WebM / MPG / MPEG-2 / MPEG-TS / FLV 等で出力できるようになっています。
コーデックに関しては、H.264 / H.265 / Xvid / MPEG2 / FLV1(映像)、LAME / FAAC / Aften / Opus / Vorbis(音声)等のものを使うことができます。
使用中のパソコンに Nvidia の NVENC を利用可能な GPU が搭載されている場合、H.264 / H.265 をハードウェアエンコーディングすることも可能となっています。

基本的な使い方は以下の通り。
(非常に長いですが、自分が必要とする操作のみを行えばOK)
「Microsoft Office IME」を使用している場合、「Avidemux」が起動しない可能性があります。
(「Avidemux ○.○ は、動作を停止しました」というダイアログが表示される)
「Microsoft Office IME」を使用している場合は、日本語入力ソフトを 「Google 日本語入力」や「Microsoft IME」 に切り替えてから試してみて下さい。

日本語化
  1. 「Avidemux」が起動中である場合は、一旦終了させておきます。
  2. Tilt さんのサイト で、日本語ランゲージファイルを入手します。
  3. 入手したファイルを 解凍 します。
  4. あとは、解凍して出てきた「avidemux_ja.qm」を、「Avidemux」のインストールフォルダ内にある「qt5」フォルダ → 「i18n」フォルダ内に上書きコピーすれば作業完了です。
    「avidemux_ja.qm」を、「Avidemux」のインストールフォルダ内にある「 ~ qt5\i18n」フォルダ内にコピーする
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起動&ファイルを読み込む
  1. 「avidemux.exe」を実行します。
  2. メイン画面が表示されます。
    Avidemux
    まず、メニューバー上の「ファイル」→「開く」から、編集したいファイルを読み込みます。
    この時、素材動画によっては
    • H.264 を検出
      H.264 を検出
    • VBR タイムマップを作成しますか?
      VBR タイムマップを作成しますか?
    • インデックスは更新されていません
      インデックスは更新されていません
    • 本当にインデックス処理しますか?
      本当にインデックス処理しますか?
    • 検出されたパック済みビットストリーム※2
      検出されたパック済みビットストリーム
    等のダイアログが表示されるので、適宜「はい」を選択しておきます。
    2 Xvid / AVI な動画を、カット / 結合 するだけの場合は「いいえ」を選択する。
  3. 尚、動画をエンコードする際には、Windows の DXVA を利用してハードウェアデコーディング(GPU デコード)を行うこともできます。
    DXVA を使用してハードウェアデコーディングを行う場合は、メニューバー上の「編集」から「環境設定」を選択 → 「HW アクセラレータ」タブを開き、「DXVA2 デコーダ (Windows) を使用して映像をエンコード」にチェックを入れておきます。
    「HW アクセラレータ」タブ
    このオプションを有効化した場合、「ディスプレイ」タブを開いて「映像ディスプレイ」を「DXVA2」にしておくと良いようです。
    「ディスプレイ」タブ

  4. ファイルを結合する
  5. 読み込んだ動画に他の動画を結合したい時は、続けてメニューバー上の「ファイル」→「追加」から目的の動画ファイルを選択します※3
    メニューバー上の「ファイル」→「追加」から、他の動画を連結することもできる
    3 結合するファイルのフォーマット(拡張子、画像サイズ、コーデック 等)が異なる場合、正常に結合することができないので注意。
    この機能は、シリーズものの動画を連結したい時などに使う。
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音声を抽出する
  1. 読み込んだ動画から音声を抽出したい時は、メニューバー上の「音声」から「音声を保存」を選択します。
    メニューバー上の「音声」から「音声を保存」を選択することで、動画の音声を抽出することもできる
    読み込み中の動画に複数の音声トラックが含まれている場合は、メニューバー上の「音声」から「トラックを選択」を選択し、抽出するトラックのみを「有効」にしておきます。
    音声トラック設定画面
  2. 「名前を付けて保存」ダイアログが表示されます。
    「名前を付けて保存」ダイアログ
    あとは、ファイルの保存先フォルダ&ファイル名 を指定すれば OK です。
    (ファイル名には、拡張子も含める必要があります)
    音声の拡張子が分からない時は、メニューバー上の「音声」から「トラックを選択」を選択するか、メニューバー上の「ファイル」から「インフォメーション」を選択し、音声のコーデックを確認しておくとよいでしょう。
    インフォメーション
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プレビュー映像の表示倍率を調整する
  1. メニューバー上の「表示」から、プレビュー映像の表示倍率を調整することもできたりします。
    (「Avidemux」のウインドウをリサイズするだけでも、ある程度は表示倍率を調整できる)
    倍率は、
    • 拡大 1 : 4 - 1/4
    • 拡大 1 : 2 - 1/2
    • 拡大 1 : 1 - 1/1
    • 拡大 2 : 1 - 2 倍
    の中から選べるようになっています。
    メニューバー上の「表示」から、プレビュー映像の表示倍率を調整することもできる
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不要な場面をカットする
  1. 不要な場面のカットを行う場合、画面下部にあるシークバーや再生コントロールボタンを使い、カット( = 切り捨て)したい場面の始点位置を探します。
    画面下部にあるシークバーや再生コントロールボタンを使い、不要な場面をカットすることもできる
    下部の 前のキーフレーム 次のキーフレーム ボタンを押すことで、現在の場所から最も近いキーフレームに移動することもできたりします。
    (始点 / 末尾 にキーフレームを指定しておくと、より正確に編集を行うことができる)
  2. 切り捨て開始位置を決めたら、そこで 選択・始点 ボタンをクリックします。
  3. 続いて、カットしたい場面の末尾を決めます。
  4. 末尾を決めたら、そこで 選択・終点 ボタンをクリックします。
  5. 範囲選択が完了したら、メニューバー上の「編集」から「カット」を選択します※4
    メニューバー上の「編集」から「カット」を選択する
    4 間違えてカットしてしまった場合は、「編集」→「編集を破棄」を選択する。
    (その後確認ダイアログが表示されるので、「はい」を選択する)

    不要なシーンが他にもある場合は、同じ手順でカットしていきます。
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圧縮設定
  1. 画面左の「映像出力」欄にあるプルダウンメニューをクリックし、映像を圧縮する際に使用するエンコーダーを選択します。
    エンコーダーを選択する
    エンコーダーを選択する
    エンコーダーは、HEVC(x265)/ MPEG-4 AVC(x264)/ Nvidia H.264 / Nvidia HEVC / MPEG-4 ASP(Xvid4) / MPEG-4 ASP / MPEG-2 / DV / FLV1 / M-JPEG 等の中から選べるようになっています。
    映像を再圧縮したくない場合は、「Copy」を選択します。
    映像を未圧縮にしたい場合は、「YV12 Encoder」を選択します。
    (未圧縮にすると、サイズが非常に大きくなる場合があるので注意)
  2. エンコーダーを指定したら、下の「構成」ボタンを押し、映像品質などの設定を行います。
    (エンコーダーによっては、詳細設定を行えないものもあります)
    HEVC(x265)の構成画面
    HEVC(x265) の構成画面
    MPEG-4 AVC の構成画面
    MPEG-4 AVC の構成画面
  3. 次に、すぐ下の 「音声出力」欄にあるプルダウンメニューをクリックし、音声のフォーマットを選択します。
    音声のフォーマットを選択する
    選択できるフォーマットは、AAC / AC3 / MP2 / MP3 / Opus / OGG(Vorbis)。
    音声を再圧縮したくない場合は、「Copy」を選択します。
    音声を非圧縮にしたい場合は、「PCM」を選択します。
    (非圧縮にすると、サイズが非常に大きくなる場合があるので注意)
  4. フォーマットを指定したら、下の「構成」ボタンを押し、音声品質などを設定します。
    (フォーマットによっては、詳細設定を行えないものもあります)
    AAC(FDK)の構成画面
    AAC(FDK)の構成画面
    MP3(lame)の構成画面
    MP3(lame)の構成画面
    Vorbis の構成画面
    Vorbis の構成画面

次のページでは、

を紹介します。

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