いきなり2010年頭より大嵐を起こしてくれそうな予感...
間もなく正式発表が行われるものの、そんなに「グーグルフォン」の登場に期待しすぎるなよって評価もあるんですが、米GIZMODO編集チームからは、この最新鋭の「Nexus One」なるAndroidケータイが、王者iPhoneもビックリの戦略で一斉無料配布される可能性について大胆予測を出していますよ。
とにかくケータイ会社も自分で好きに選べるので、希望者には全員にグーグルフォンを配布しまくって、その後は、Androidユーザー各自にドンピシャで広告を打ちまくるビジネスモデルで儲けていく...。そんなことできるわけないだろって一蹴されちゃいそうですが、どうやらスマートフォン1台の原価って、意外と大したことなかったりもするんですよね。iSuppliの分析では、せいぜい最新の「iPhone 3GS」でも180ドルくらいしかかかっておらず、まぁ、グーグルフォンは200ドルとしても、一気に500万台を無料配布したとして、グーグルが負担しなければならないコストは10億ドル。すでに220億ドルの余裕キャッシュを持ち合わせていると噂のグーグルにしてみれば、痛くもかゆくもないってわけでしてね。
このまさに今までの常識を打ち破るグーグルフォン普及大戦略によって、一気にiPhoneを抜き去る勢いでAndroidユーザー帝国のパイが増えれば、もうあとは9割以上の売上げを広告収入に頼るグーグルにとっては好き放題できちゃうってわけでして、これは意外と現実のものになるかもしれませんよね。ぜひとも日本でも大盤振る舞いでばら撒きまくってほしいところです!
matt buchanan(原文/湯木進悟)