「書き間違う心配ない」「投票の実感薄い」国内で8年ぶり電子投票
編集委員・中島隆
22日に投票を迎えた大阪府四條畷市長選・市議補選では、市内16カ所に設けられた投票所で、国内では8年ぶりとなる電子投票が本格的に実施された。一票を投じた有権者は、電子投票をどう感じたのか。
電子投票は、投票所の記載台に置かれたタブレット端末を使い、画面に出てきた候補者名から、投票したい人を選んでタッチペンで触れればいい。
投票を終えた親子に話を聞くと、母(83)は「投票用紙だと書き間違える心配があるけど、電子投票にはその心配がない。楽だった」。娘(59)は「選挙にかかる費用が減るのなら、使う税金が少なくなるので歓迎。開票結果も早く出ると聞いているので、それもいいと思う」と話した。
「電子投票で選挙に関わる皆…