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たまたま―日常に潜む「偶然」を科学する 単行本 – 2009/9/17
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「我々の日常が、いかに偶然の働きに影響されているか」、これが本書の主題。
たとえば、
・空前の大ヒット映画が誕生する
・ひいきのチームが20連敗する
・宝くじで連続当選する
……などなど、「偶然」が支配するこのランダムな世界では、こんなことは当たり前。
でも、われわれ人間は、こういう出来事に出会うと、
・すごい映画を作った人は、すごい才能を持っている
・監督が悪いから20連敗なんてするのだ
・連続で当たるなんて、今私はツイている!
……ついついこう考えてしまう。
でも確率などの力を借りてよく考えると、
監督の力に関係なく20連敗することは、十分起こりうることなのだ。
では、こんな不確かな世界で、まっとうに生きていくためには何が必要なのか?
本書では、行動経済学、心理学、確率、統計学、物理学……と、
「ランダムネス」や「偶然」にかかわる知識なら何でも扱って、
この世の根底にある「偶然」の働きを明らかにし、
それを認識できない人間のためにツール(確率・統計的な考え方)を提供してくれる。
知的興奮必至の1冊だ。
●著者ムロディナウ、その数奇な人生
このランダムネスへの旅を導いてくれるのは、
あのファインマンさんから教えを受けた物理学者でありながら
「スタートレック」等のTVドラマ脚本を書いたり、
ワールドトレードセンターの倒壊から生還したりと、
自身の生い立ちにも「偶然」の影響を強く感じている物理学者、ムロディナウ。
科学書でありながら人生のあり方まで論じきった本書は、
このムロディナウだからこそなせた傑作と言える。
●全米で賞賛の嵐!
「理論家たちの人間像をちりばめながら、
眼からウロコの確率の話をムロディナウが軽やかなタッチで書く
……これはランダムネスのわかりやすい特別授業である」
――ニューヨークタイムズ紙・ブックレビュー
「たとえこの『たまたま』をうさんくさい思いで読み始めるとしても、
最後の頁にくるころには、確率がこの世の不確かさの成り行きに影響を与える、
という直観的には信じられない話を――たとえ受け入れがたくとも――理解しているだろう」
――バロンズ誌
「あるときはヒストリカル(歴史的)、あるときはヒステリカル(笑いが止まらない)、とことん軽妙で滑稽。
この世はこんなものと思っているあなたの常識一つひとつを、本書が問い直す」
――ダニエル・ギルバート(ハーバード大学心理学教授)
「確率理論についての歴史、解説、そして「大興奮」が、ここにはある」
――フォーチュン誌
- ISBN-104478004528
- ISBN-13978-4478004524
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日2009/9/17
- 言語日本語
- 寸法14 x 2.5 x 19.5 cm
- 本の長さ368ページ
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商品の説明
著者について
レナード・ムロディナウ(Leonard Mlodinow)
カリフォルニア大学にて、物理学の学位を取得後、マックスプランク研究所にてフンボルトフェローを経て、現在はカリフォルニア工科大学(カルテック)にて未来の物理学者たちに「ランダムネス」について講義している。現在はカリフォルニア州パサデナ在住。
著書に『ユ-クリッドの窓』 (日本放送出版協会)、『ファインマンさん最後の授業』(メディアファクトリ-)、ホ-キング、宇宙のすべてを語る』(ランダムハウス講談社)などがある。
「スタートレック ネクストジェネレーション」や「冒険野郎マクガイバー」といったテレビドラマの脚本を手がけたこともある。
[訳者]
訳者:田中 三彦(たなか みつひこ)
1943年栃木県生まれ。翻訳家であり、科学評論家でもある。東京工業大学生産機械工学科を卒業後、企業のエンジニアを経てサイエンスライターになる。
著書には『科学という考え方』(晶文社刊)『原発はなぜ危険か』(岩波新書刊)『空中鬼を討て』『複雑系の選択』(以上小社刊)などがある。主な訳書には『複雑系』(M・M・ワールドロップ、共訳・新潮社)、『スピリチュアル・マシーン』(R・カーツワイル、翔泳社刊)、『生存する脳』『無意識の脳 自己意識の脳』(共にA・R・ダマシオ、講談社刊)『感じる脳』(同、小社刊)などがある。
登録情報
- 出版社 : ダイヤモンド社 (2009/9/17)
- 発売日 : 2009/9/17
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 368ページ
- ISBN-10 : 4478004528
- ISBN-13 : 978-4478004524
- 寸法 : 14 x 2.5 x 19.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 230,554位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 25,663位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
お客様のご意見
お客様はこの確率学の入門書について、超おもしろいと高く評価しています。印象的なトピックが多彩で、読んで好奇心をそそられる内容だと感じています。また、勉強になる点も好評です。ただし、突っ込んだ学術的な考察については物足りないと感じる方もいるようです。
お客様の投稿に基づきAIで生成されたものです。カスタマーレビューは、お客様自身による感想や意見であり、Amazon.co.jpの見解を示すものではありません。
お客様はこの本について、屈指に良い本だと評価しています。知識を深める内容で、読んで好奇心をそそられると好評です。また、楽しみながら確率の勉強が得られると感じています。
"もともと洋書を和訳したので、慣れるまで読みにくさはありますが、とても深くて勉強になります。 ランダムに因果関係を見出そうとしてしまう人間認識の矛盾を浮き彫りにしてくれ、現象とはなには を考えさせてくれる良書だと思います。" もっと読む
"それなりに読書する方ですが,最近読んだ中では屈指に良い本だと思います。読んで「へぇー」と思う所がたくさんある上に,私のものの考え方に対する示唆も得られ,よかったです。 世の中の事象を確率の視点で考えたり,疑問点を解決していく展開は読んで好奇心をそそられます。..." もっと読む
"新聞紙上の紹介記事で気になり、図書館で借りました。あまりにおもしろいので、手元に置いておきたいと思い、買っちゃいました。楽しみながら確率の勉強がでいる本です。" もっと読む
"良書..." もっと読む
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
- 2023年5月12日に日本でレビュー済みAmazonで購入ランダムネスの本質をわかりやすく解説。
確率の概念を深く考えさせられる。ただ、一箇所、確率の問題の解答として、恐らく間違いがある。
- 2009年12月20日に日本でレビュー済みAmazonで購入「偶然性」と言いつつ実際には統計学の議論が多いように思う。
それと、もしかしたらこの本には興味深いことが書いてあるのかもしれないが、西洋人(ないしアメリカ人)特有の、ユーモアのつもりのもって回った言いまわしのために恐ろしく読みにくい。「モンティ・ホール問題」の説明などその最たるもので、導入部からしてもって回っていて、後ろにヤギがいるとか言いつつ、司会者は一つのドアを開ける、とだけあって意味がつかみにくいところへ、何々語のシェイクスピアだのかっこいいクルマだのと文飾が激しすぎで、こんなものを読むならブルーバックスで日本人ライターが書いたものを読んだほうがましである。こういう、まあアメリカ人特有のくどい言いまわしは「超訳」してもらいたい。また日本人でこういうのが好きという人はしょうがないが、不快に思う人ははっきり声をあげるべきである。
- 2020年5月27日に日本でレビュー済みAmazonで購入日常に置き換えてみると、自身が思い込みで判断してるのがよくわかる。
- 2015年12月18日に日本でレビュー済みAmazonで購入今まで偶然と思っていたことが、それはただ情報量が少なく、また状況分析などを的確にしていなかっただけなのかも知れないと思いました。
- 2011年10月2日に日本でレビュー済みAmazonで購入本書は啓蒙書です。論題も型にはまらず幅広く、印象的なトピックも多彩です。
その分、突っ込んだ学術的な考察については物足りないかもしれません。
帯での絶賛はちょっと褒めすぎです。
1章・10章で著者の来歴として親がナチスの迫害で渡米したことなどに触れられて
います。著者は理論物理学の学位を得て科学評論家としてファインマンやホーキング
の著書もあり、私の大好きだった「冒険野郎マクガイバー」の脚本も手がけていた
という多才な人物です。
1章では能力よりも偶然性に支配される象徴として『ハリー・ポッター』の最初の
原稿が9社にはねられた話などが出てきます。10章ではブルース・ウィルスの
成功の偶然に触れています。著者は多くの例から成功が偶然に左右されると強調し
ますが、それは一定以上の質と準備がある上での話です。
2章の題材は、認知科学でヒューリスティックを扱う部分で頻出の事例ですが、
認知科学、ヒューリスティックの語が出てこないのはいただけません。
9章ではホットハンド誤謬に触れています。フランシス・ベーコンが確証バイアスに
ついて、非常に的確な指摘をしていたことを知りました。
3章は、ガルダーノの生涯とモンティ・ホール問題です。後者については、
論理パラドクス―論証力を磨く99問、運は数学にまかせなさい――確率・統計に学ぶ処世術 ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ))
リスク・リテラシーが身につく統計的思考法―初歩からベイズ推定まで (ハヤカワ文庫 NF 363 〈数理を愉しむ〉シリーズ ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ)
などでも取り上げられています。
4章はパスカルの三角形、5章は大数の法則、ギャンブラーの誤謬、6章は事前確率の
問題に言及しています。ただし、シンプソン事件は決定的とされた証拠のほぼ全部が
証拠価値を否定されるという杜撰な捜査のため、なるべくして無罪になったというのが
法律的な評釈で、弁護人の用いた確率論の結果ではないと思います。
7章は、測定誤差、ワインの格付け、8章では平均回帰について触れています。
統計の部分は統計学の入門書の方が分かりやすいのですが、本書の肝は象徴的な
実例の面白さにあると思います。
- 2014年5月9日に日本でレビュー済みAmazonで購入多才な方のようである.
その人生もご家族がナチス収容所の生き残りであり
ご本人自体も9.11に貿易センタービル内にいたとの事である.
そこまで劇的でなくとも人生は小さな偶然の積み重ねと言える.
人は、偶然に起きた事に対してあるパターンを見つけ、
それを信じようとする性質があるようである.いわゆる後知恵である.
判断を間違えないようにするにはどうしたら良いか?
確率・統計からヒューリスティクスの話など面白い話が続く.
株価の動き、バスケットボールのシュートの確率などなど
人の判断過程に興味のある方、お勧めである.
- 2010年10月25日に日本でレビュー済み本書の原題は“The Drunkard's Walk: How Randomness Rules Our Lives”。
「人間の頭は出来事一つひとつに対して一個の明確な原因を特定するように作られて
いるから、無関係な、あるいはランダムな要素の影響を受け入れることは容易ではない。
そこで第一歩は成功や失敗は優れた才能やひどい無能からではなく、……『偶然の状況』
から生じていることがままあることを理解することだ。……本書の目的は、身のまわりの
世界における偶然の役割を例をあげて説明し、またどうすれば人間の営みの中でそれが
作用していることがわかるかを示すことである」。
この手の一般向けの概説書におけるキモは、ベルカーヴや条件付き確率などの理論的な
説明の分かりやすさもさることながら、それ以上に具体例の面白さやバックグラウンドの
ストーリーテリングの巧みさにある、と私は思う。その上で、同ジャンルの確率論、統計学の
テキスト、例えば『ヤバい経済学』や『その数学が戦略を決める』などと比べた時に
本書が優位に立っているか、と問われれば個人的には疑問符がつく。お約束のごとく、
既存の書籍と同様の展開を辿っていることもあって、その描写はスピード感に乏しく、
散漫であるように見えてならない(この印象が単に私に固有のデジャヴュに由来するものに
過ぎない可能性も決して否定はしない)。
むしろ本書は科学系のテキストというよりは自己啓発系に分類されるべきものなのかも
しれない。
「能力は偉業を約束してはいないし、偉業は能力に比例するわけでもない。だから重要な
ことはその方程式の中の別の言葉――偶然の役割――を忘れないようにすることだ。
ある分野でもっとも成功した人間をスーパーヒーローと考えることは悲劇ではない。
しかし、自分自身を信じるのではなく専門家や市場の判断を信じ、そのために諦めて
しまうのは悲劇である」。
本書を読めば、このフレーズの説得力はもはや自明のものとなる。
従って、偶然性に関心があり、それでありつつも類書を読んだことはなく、なおかつ
非‐オレの成功秘話型の啓発書がお好みの方には薦められる一冊、とは思う。