「他の男に抱かれた身体…全部上書きさして…」成績も出席も愛嬌だって足りている、足りないのは――お金。子供である私を追い出してまで男を連れ込んでセックスする母、私が稼いだお金を全て使い込む母。こんな家から一刻も早く出て行きたい…だからお金をもっともっと稼がなきゃいけない。例えそれが私の身体が代償だとしても。そんな自分が惨めだと泣いていたあの日、声をかけてくれた彼に低くて甘い声で奥まで突かれて…死んじゃうくらい気持ちよくて…救われたと思ったの。でも…私とは違う恵まれた環境、裕福な家、糸目をつけず払われる大金…そんなあなたの人生がひどく酷く…妬ましい。