真っ白な髪を持つ美麗の王子・スノウの穢れを祓うために仕える守護聖女・ララ。
子供の頃からスノウへの恋心を抑えて勤しむララだったが、公務の最中に突如暴漢に襲われそうになる事件が起こる。
ララを危険な目に晒してしまったことにショックを受けたスノウは、美しい白髪が真っ黒に染まるほど穢れに身を落としてしまう。
「大事なものは かごに閉じ込めておかなきゃいけなかったのに」
抑圧された恋心は執着へと変わり、戸惑うララを組み敷いて、強引に身体を繋げようとする。溢れ出す重苦しいほどの愛情に翻弄され、ララは思わず彼に向かって手を伸ばす……!