騎士訓練生の中でただひとり、アウラを扱うことができず《帯剣の騎士》と蔑まれているベルリオットだったが、突如現れたシグルの群体に襲われることに。
ともに居合わせた王女リズアートが防戦に徹するも連携して襲いかかるシグルに手数で押されはじめる。
アウラがなければ傷を与えることすらできない相手に対して、無力感に苛まれるベルリオットだったが、リズアートの覚悟に触れて奮起。
シグルの苛烈な攻勢に膝をついたリズアートの前に立ったベルリオットは、アウラを使わずにシグルを斬り伏せる前代未聞の事態を引き起こす――。