亡くなった方を送る葬儀会社での話。
作品の内容のように亡くなった方の気持ち、残された者の気持ちがこんなに簡単に昇華出来るものではない、葬儀会社の人が皆このような気持ちで接してくれるわけではない…と思う反面、こんな風に対応して貰えたなら…言
葉をかけて貰えたなら、少しは慰めになり気持ちが落ち着けたのでは…とも思い号泣しました。お通夜から葬儀はとても慌ただしく悲しみばかりに浸ることも許されず、何度体験しても慣れるものでもなく、その後の手続きも大変で期限も短く毎日があっという間です。葬儀〜手続きなどを終えて、日々が落ち着いてから日が経つにつれ悲しみも淋しさも増すばかりです。
家族を亡くし脱け殻になっている者に、このような作品を読むのはまだ辛いですが、ただただ泣き暮らす毎日に僅かながらも一時の安らぎを与えても貰えました。これからも苦しみ・悲しみが減ることは有りませんが、少しずつでも受け止め辛くとも逃げず…生きていくことが遺された者の成すべきことだと思うようになってきました。…この作品との出会いは偶然ではなく必然だったのかも知れません。
先生方、ありがとうございます。この作品に出会えたことに感謝します。
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