バース性を持っている人間が希少になった時代の、運命の番を信じるわんこα攻めとクールなΩ受けのお話(個人的に、攻めが受けのことを終始“格好良い“と思っているのが最高でした!)。とにかく画力が高くて漫画の描き方がうまいな、と感じました。反面、お
話が、表面上はうまく流れていく様に見えるのですがよくよく考えると伏線がそのままだったり矛盾している箇所があったりと気になるところが多く、かなり惜しいです。
結局最初のΩの女性とはそもそもどの様な間柄だったのか(指輪っぽいものを用意してたけどそれにしては別れる際のセリフが不自然では?)とか、攻めはα同士の直系一族なのにΩと恋愛することを親に咎められないのか、とか。攻めの兄(α)も当て馬?のαとフラグをたてていたため血が途切れるのでは?と勝手に私が心配になりました(でももう一人きょうだいが居るっぽいのでその子に任せるのかな?)。
他にもありますが、一番は受けの過去が明かされなかったことです。含みのあるモノローグが多かった割には何の情報もなく終わってしまったため折角の右目の設定も深みが感じられず、この攻めと受けのキャラクターが魅力的な分本当に勿体ないです。兄の件といい続編ありきの描き方だったので、続編……あるのかな?くっついた後のイチャイチャももう少し見たいのであったら嬉しいです!
修正は9割白抜き、たまに“見え“ます(花音の修正って本当に謎)。
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