「STAY GOLD」の駿人×優士、10年という長い時間をかけて家族から恋人になる過程をじっくりと味わい、ああ いよいよ結ばれるのね、感無量。。。って… え、○股? 生殺しが過ぎますよぉ!!(絶叫) のモヤる気持ちをやっと昇天させてくれまし
た。本編の優士はあまりハマらなかったのですが、心も体も素直に駿人を求める姿にこそばゆくなり嬉しくなり、そんな表情も見せるのね… とドキッとし、生身の優士を感じられてちょっと好きになりました。そして2人の明るい未来と解放された優士の心がカリフォルニアの空に映し出された様で、清々しい気持ちと多幸感に包まれました それとは対照的な日高×コウ。これからはこの2人が本編になっていくのですね。個人的には4巻の別れこそが美しく、心に残り火を抱えたまま生きていく姿に尊さを感じますが、第ニ幕が上がったからには追い掛ける他ありません!それにしても吉田さんが出て来るとは… なかなかのビジュアルとクセ者感で拒絶反応ビンビンです 人間関係を築いていく基礎体温の違いが後々響いて来る感じがするんですよ!嗚呼 もう、コウに対する当て馬ではなく、読者に対する当て馬だと思ってガマンします。「違うよね?違うでしょ?この人じゃないでしょう?」と秀先生からの大いなる前フリだと信じます!万が一 気の迷いで吉田さんと付き合っても、日高の中に「違和感」が生まれるでしょう。大事にしてくれて安息は獲られるだろうけど、トキメキは感じられないよ、日高… そして身体の重さ、ニオイ、触れる手にこそ「違和感」を感じ、抱かれながらそれに気付くほど虚しいものは無いでしょう。どうか手遅れになる前に、手を伸ばせばコウの髪に触れられる距離のうちに… と願うばかりです。そしてコウの感じる「違和感」は何なのかと4巻を読み返してみた所、何だかコウが受けの雰囲気を纏っている様に見えて コレ…か 、な?… と。あくまでも個人の感想ですが。この色んなモヤモヤを抱えたまま「STAY GOLD」同様、6巻位までいかれると辛いモノがありますが、きっと読んでしまうでしょう。まずは2巻を心待ちにしています
もっとみる▼