初読み作家さんで、Twitterでコミックス発売の告知を見て気になったので購入しました。表題作のみ全5話+描き下ろしで合計190ページ。他人がお腹いっぱいになっているのを見て幸せを感じる料理人の晶が、働いている肉バルで出会った高校生・瑛士。
もっと食べさせてあげたいと自宅に招いたら、美味しそうに食べる姿を見てついつい「自分も食べられたい」と本音を零してしまって…という展開。瑛士が常にお腹を空かせている大型犬にしか見えなかった!料理の出来上がりを待つ姿が本当にマテをしている犬でとても可愛かったです。食べられたい!って凄い性癖だと思うんですが、基本は舐めたりかじったり程度なので、オメガバースでガブガブされているのと大して変わりない印象でした。まぁ噛んで若干血が滲むくらいはありますが、痛い描写ではないので、痛いのが苦手な方でも大丈夫な範囲だと思います。逆にガブガブされて恍惚とした表情が色気があって良かったし、独占欲みたいな感じで私は好きでした。あと、攻めの瑛士が高校生ということに対して大きな葛藤はないのでその辺りの倫理的な部分が気になる方もいるかも。でもまぁ「ヨダレが出るほど常にお腹が空いてる男子」なので、やっぱり高校生じゃないとダメだったのかな。私は個人的には年下攻めが大好きなので、そこまで気にはならなかったです。
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