一巻を読んで。
TVのドキュメンタリーなどで夜の深い時間帯に放送される番組で少年院のことを少しだけ観た程度の自分は、施設の中での詳しい様子やどんな背景がその少年たちにあるのか、ほば無知である。
この作品で全て分かる訳ではないが
【無知
であるということ】にショックを受ける事がまず一歩のように感じた。
社会の仕組みレベルの問題は個人ではどうしようもないかもしれないが
自分事と捉えもっと貪欲に理解を深めなければならないと思った。
個人レベルでそういった事が多くの人々に広がる事が望ましいのだろう。
現場の声と、自分を含む世の中の無理解(無関心)が大きな隔たりとなっていることが現状。
この作品もそうだがもっと誰もが日常的に目に触れる機会 例えばゴールデンタイムの番組など あったら(実際はなかなか難しいと思うが)と、感じずにはいられない問題かと強く思う。
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