魔王を倒した勇者だが、王国から貸し出された聖剣が手放せない(解除されない)故に返還出来ないことから、王国に反逆者として追われ続ける勇者。
隠れても隠れても見つかるので安住の地を求めて魔王がいた洞窟ダンジョンへ。
以前は強力な魔物などがい
たはずなのに、今はスライムなどの低級魔物の姿しか無く困惑しているとメイド姿の魔族が現れる。
主がお呼びだと…。
洞窟ダンジョンしか安住の地が無い上に、メイド魔族に背後を取られたこともあり、大人しく主の元へ。
その主とは…
かつて魔王討伐でパーティーを組んだエロ魔道士だった…
エロ魔道士は魔王討伐後、帝国の皇后と皇女を丼した為に帝国から追われる身となり、洞窟ダンジョンに潜んでいたらしい…
いろいろと闇がありそうな物語ですが、エロ魔道士の可愛い顔して丼発言は笑いました。
勇者は勇者で聖剣に選ばれた為に王国から殺人鬼に仕立て上げられた過去があるらしく、エロ魔道士と元勇者は洞窟ダンジョンを住みよい場所にするために魔王が使っていた魔力炉を活用する。
だが、魔王の魔力炉を使用するには人間の負の感情が必要らしく…。
負の感情…怒り、憎しみ、妬み、の他に恥辱などでも良いらしく、元勇者を追ってきた者や洞窟の鉱石目当てに入り込んで来たものを低級魔物スライムを使って辱め、負の感情を得る。
立ち読み直後の貴族令嬢など時々絵がアンバランスな時がある。また、あらすじほどエロくはない。ただ、エロスダンジョンとしてるから、スライムと追手の濡れ場?を盛り込んでるだけ。ファンタジー系を読みたかったのだが、まあ、ファンタジーといえばファンタジーだけど、触手系の話に近いかも。むしろ、元勇者を殺人鬼に仕立て上げた王国や、虐げるのが趣味な女騎士が同じ追手パーティーの部下を餌というか突き落とすシーンの方が恐いというか…。今後どうなるか分からないし、続編が出るかも分からないが…まあ、そんな感じのお話。
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