蛍の儚さ、美しさ、短命ゆえの潔さをシンボルにしていて、自分自身の劣情を抑え、些細なことまで正義にこだわり、倫理や自己犠牲を無意識に求めてきた、さやかとあきやまがいずれは、自分自身の氷点を解かし、最後はともに暮らしてほしい と思って、このコミ
ックを購入しています。
秋山が、息子に 蛍 という字をつかっていた心情が悲しすぎる。
(北朝鮮に拉致され、そこで夫婦になり子どもを育て、その子たちにつけた名前に使われた漢字を見たときのショックを思い出しました)
るい を治療し、慈愛のように見せかけ支えている医師と、るい が最凶の組み合わせと思っています。さやか の父親のキャラと秋山家のキャラがかぶっているので、この作者さんは、さまざまな女性キャラを描けるけれど、男性キャラの根本は似通っていると思います。空中分解させず、最後まで描ききってほしいと思います。
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