「ねがい」の主人公に近い経験をしたことがあり、自分がこれまで大切にしていたモノ(或いは事象)を安易に棄てるのは良くないですね。
普通の人間の友達と非現実的な友達(モクメ)は二者択一出来ないし比べるものでは無いと思います。
個人的な意見で
すがどちらを選択してもリスクはあると思います。
この主人公はもともと内向的で友人が無く、たまたま転校してきた女の子(そこの環境に最初からいたわけでなく、更に異性である)と仲良くなったのが原因でモクメを破壊した、そうまでしても人間と付き合いたい。だが内向的な彼がこれから先も対人間と上手く付き合いができるのか?
現に心の親友モクメを壊したではないか!人を平気で裏切るではないのか?
私はモクメの復讐を恐怖として捉えたくありません。
主人公の友人がいない環境が恐怖、主人公のモクメを裏切る気持ちが恐怖、モクメの風貌が恐怖、更に人間社会ではモクメの風貌よりもっと怖い心を持った人々がいる事の恐怖!
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