ホラーと呼ぶより、柳田国男や南方熊楠、日本神話をベースにした、民俗学コミックと言う感じです
と言ってもマンガなので、民間伝承や神話、妖怪伝説の1歩先、諸星センセの想像力による創造が、素晴らしく、怖いですね
世界中に散ら
ばるユグドラシル伝説を日本神話の御神木と絡めたり、日本神話の蛭子が海流物を示すようになり、外来の海信仰と結びついて恵比寿神となったエピソード(ちなみに、大黒天はインド発)や、日本古来のアニミズム、シャーマニズム等々をモチーフに、不気味さと不思議さがバランスよく描かれたコミック
平成とは思えない画風もストーリーには合っていらして、3巻通して面白かったです
妖怪は1匹もハントしてません(笑)
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