とても良いです
人の醜さ、哀れなところ、不条理に対する怒り、悲しみそして愛と喜びの喜怒哀楽に、土くさいこの世の理(ことわり)がこの2巻に凝縮されている。
日本が鎖国の世から文明開花する時代を舞台に薬師として旅をするコタカと人には見えない
ものが見える拾われ子、エンジュが出会って絆を結んでいく物語
1巻から2巻にかけてどんどん胸が熱くなっていき、そしてラスト、この気持ちをちゃんと鎮火、温かなものにしずめてくれるのです。いやぁ、素晴らしい。
子供の頃から好きな大和ファンタジージャンルでちょい現実逃避〜!素敵なトリップでした。
もっと続きが読みたくなるけど、惜しいとも思うけど、とてもきれいにまとまっているのでここで終わってしまっても納得できる。ホカヒビトって・・・なんてしびれる言葉なんでしょう!ブラボー!!!
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