このカプの2人、すっごい好きです!
思考過程もその行動も結果の受け止め方も、たまらなく好き!
2人ともややこしい性格をしていて、セリフもト書きも面倒くさいほど語る語る。
なのにそれがいちいちグッときます。
きっと綺麗事なしで剥き身の
自分をストレートに表現しているからだと思います。
表現は物語シリーズの阿良々木や俺ガイルのヒッキー寄りですが、も少しlightでsoftで、より2人のややこしい内面が読んでいるこちらに自然と理解できました。
………
語り手の湊は決してクズじゃありません。自己評価は低いけれど自他共をキチンと分析して納得して生きています。
お相手の一朔も行動原理を明確にし、常に現状を把握してベストな選択をします。
そして何より2人ともすごく地頭が良くて優しい。
なのでお互いの気付けない己れを埋め尽くすくらい考えて、より強固に惹かれ合い、深い信頼で結ばれていきます。
その過程でいっぱいのキュンキュンとモダモダとうるうるを堪能できます。
………
えっちシーンはさほど多くありませんが、不思議と満足しています。(作中では100回以上入れてる事になってますが)
そこに至るまでの一朔の押せ押せと湊の抵抗の攻防戦全てが前 戯か!みたいに心のヒダを擦られて切なくなってしまうからかもしれません。
1巻で愛の深さを測る例えに、水虫の足だとしても舐められる、というセリフが滾ったり。
それが最終巻、永遠たれと願える、謙虚な自信に徐々に変化していくのが本当に読み応えが有りました。
………
修正は基本見えない構図。見えてる所は白抜き・トーン・微修正。
全4巻、完結済み。
もっとみる▼