黒髪に黒い瞳をした息子の父親は……。ロイヤル・シークレットベビー物語!
恋人に裏切られつづけて男性不信に陥ったシドニーは、専門クリニックで子供をもうけ、小さな息子を独りで育てている。ある日、同僚の結婚祝いを買いに訪れた百貨店で、高級服に身を包んだ、息をのむほど魅力的な男性に声をかけられた。驚くことに、ルールという名の彼は地中海の公国のプリンスだった。シドニーははじめ戸惑ったが、話をするうちにどんどん惹かれ、彼こそ、ずっと叶わぬ夢とあきらめていた理想の男性だと直観した。やがて、息子に会いたがる彼を自宅へ招待することに。恋に舞いあがったシドニーは、そのときまだ気づいていなかった――最愛の息子とルールが、とてもよく似た髪と瞳をしていることに。
■2歳の息子もルールにとてもよくなつき、やがてシドニーは彼にプロポーズされます。性急すぎるというためらいはあったけれども、彼女は承諾することに決めるのでした。しかし、このまるで夢のようなロイヤル・ロマンスには、思いもよらない落とし穴が……。
*本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。