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江戸・徳川時代の法制史において、全国所領の総石高の約七割を占めた諸藩の立法がいかなるものであったのか。この問いにこたえるために編纂された本シリーズは、その実態を知るための最重要史料である。
この「藩法集」シリーズは、石井良助博士を中心に前田正治・大竹秀男・谷口澄夫・服部弘司・平松義郎・石塚英夫・原口虎雄の八氏を会員とする藩法研究会が、広く諸藩の法制史料を調査し、その重要なものを逐次刊行したものである。
【目次】
序
盛岡藩「御家被仰出」・「諸被仰出」・「御當家重寶記」・「御目付所御定目」・「御廣間御番子心得留」・「御勘定所七棚仕樣付帳」・「舊盛岡藩勘定所事務分掌」・「御代官心得草」・「御檢地仕樣御定目」・「御檢地仕樣御定目追加」・「郷村古實見聞記」・「郷村吟味御用留」解題
盛岡藩概觀(法令年表抄)
凡例
御家被仰出
卷二一 文化一二―文化一三〔御家被仰出 自文化十二年至文化十三年〕
卷二二 文化一四―文政二〔御家被仰出 自文化十四至文政二年〕
卷二三 文政三〔御家被仰出 文政三年中〕
卷二四 文政四―文政七〔御家被仰出 自文政四年至文政七年〕
卷二五 文政八―文政一〇〔御家被仰出 自文政八年至文政十年〕
卷二六 文政一一―文政一二〔御家被仰出 自文政十一年至文政十二年〕
卷二七 文政一三―天保三〔御家被仰出 自文政十三年至天保三年〕
卷二八 天保四〔御家被仰出 天保四年〕
卷二九 天保五〔御家被仰出 天保五年〕
卷三〇 天保六〔御家被仰出 天保六年〕
卷三一 天保七〔御家被仰出 天保七年〕
卷三二 天保八・正―天保八・九〔御家被仰出 自天保八年正月至同年九月〕
卷三三 天保八・九―天保八・一二〔御家被仰出 自天保八年九月至同年十二月〕
諸被仰出
御當家重寶記
御目付所御定目
御廣間御番子心得留
御勘定所七棚仕樣付帳
舊盛岡藩勘定所事務分掌
御代官心得草
御檢地仕樣御定目
御檢地仕樣御定目迫加
郷村古實見聞記
郷村吟味御用留
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