欠点はない。まだ途中ではあるが、とにかく完成度の高い物語。アンデッドを扱うものであるため残虐シーンや死というものは当然多いが。ただ、死というのがゴールではなく過程のため、そこまでの悲壮感はない。むしろ流れとしては勧善懲悪のストーリーだと思う
。爽快かどうかは別として。
異論は出るだろうけれど、世界観もとても深く考えられている。それがファンタジー的なリアリティとしてアリかナシかは個々人によるところだが、そういう論点があるというのも素晴らしい。絶対にあり得ないと言えるほどに論理破綻した部分は見当たらない。
傑作を超え、時代を代表する名作になり得る作品だと思うが。惜しむらくは、アニメ化などは出来なさそうなシーンが多いから、残虐とかそういう意味で。アンデッドだから仕方ないんだけど。時代のトップまではいかないだろうけど。
まとめるとテーマ的に時代のトップまではいけないだけで、今後に物語が破綻するようなミスが無ければこの時代を代表するラノベの一角になり得る完成度の作品。
もっとみる▼