島でオススメしてもらった榎田先生のBL小説。最近、角川文庫で濃い赤背景で3人いる表紙が印象的な紙本が新装刊されてますね。お値段お高めのリブレ電子版は円陣先生の大人エロイラストありです。角川文庫は本屋で手に取りやすいですが(私は紙本が手に入る
環境にいませんが涙)、途中イラストあって良かったと思えるしかけがあって、クーポン還元合わせ技使いでシーモアのリブレ電子版でお安く買えて正解でした。(紙本は新装版でも、作者さんTwitterによると細かい加筆修正はあっても「永遠の昨日」のような後日談追加はないそうです)
組長と弁護士と舎弟の濃すぎる3P物語、大人の官能エロでよく角川文庫で出せたな、これ18 禁なのではと思ってしまう位3Pで道具使いエロページ数も多いです(ヤクザだから暴力はあれどエロは無理矢理でなくて同意なので安心して)。もちろんエロだけなくて、泣かせるところも多々あり、それぞれ本人を含めてみんな、愛が向かう方向性が一点に集約されてる愛され組長の魅力満開、私も近寄りたくないけど遠くで見守りたい。ヤクザものはあまり趣味ではない私でも、彼の魅力にハマって一気読みでした。ページめくって最初に3人の関係性が書かれてます。この関係性については、前日談の「erotica」収録短編「10×3」を読んでから読むともっとわかりやすいかも。あの1ページ目の短文で、3人の関係をなんて的確に描いてるのだろうかと。榎田先生の作中キャラ観察力が素晴らしくまたもや感動です。
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