表題作品がカフェの店員東雲と店長実里のお話と、短編が3作品収録されてました。
短編は、引きこもりの幼馴染と就職の為に実家に戻ってきた大学卒業したばかりの男子のお話、大学の研究室が一緒な二人のお話、大学講師と大学に入ったばかりの学生のお話(
学生が中学の時、家庭教師だったのが講師の先生)、表題作品の描き下ろしでした。
作者さんのお話が好きで、作者さん買いでした。
一番好きなお話が短編の3つ目の大学講師と学生のお話でした。
一途な学生の子が、家庭教師だった時に告白しているけど振られてしまい、ショックから中々立ち直れないまま大学で再会してしまい、どう接していいのか悩み、苦悩しています。
健気で可哀想でしたが、その先生がその頃中学生だったから手を出してしまうかもしれないと悩み振ったと言ったけど、振られちゃう側としてはずっとそれがトラウマになってしまうかもしれないので、事情を話した方がその子を傷つけなくて良かったのでは?と思ってしまいました。
でも、その事情をきちんと相手に話してそれでもまだ好きでいてくれていたら付き合って欲しいと言った先生。
その子がいいなら大丈夫かな?って思いました。
シロツメクサの指輪のお話が好きでした。
その指輪の編みかたを覚えてしまう位、先生の事忘れられずに好きだったからね。
恋愛の仕方は人それぞれ違いますしね。
お互い好きで幸せなら大丈夫ですよね。
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