くノ一の先入観で購入してみると、あくまで泥臭い忍者活劇でした。
花魁と女忍者の二つの貌を持つヒロインを主軸に、忍者達の物語が展開されて行くのですが、忍者の戦いが余りスマートではなく、主人公もギリギリで勝っているため、逆の意味でハマッて
しまいましたね。
キャラクターもマンガとは違って、刃物で掘り起こしたような男性や少しマンガ寄りに描いて美人にした主人公等、徹底的に描き込まれています。
時々、主人公が美人に見えない角度がありますが、回を追うごとに解消されていきます。
エロシーンは皆無ですのでそちら方面を期待している方は避けた方が良いかも知れません。
こんな忍者物もあるんだなぁと、作者の切り口に感心させられた良作でした。
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