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国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は19日、東京電力福島第1原発事故の除染土を保管する福島県の中間貯蔵施設を訪れ、管理状況を確認した。視察後に報道陣の取材に応じ、除染土の県外搬出について「(法律が定める期限の2045年までに)実現可能だと思うが、行政の一貫した取り組みや予算が必要だ」と述べた。
この日、環境省の職員から説明を受けたグロッシ氏は「IAEAの基準に合致すると確認できた。放射線量も低く、環境への露出もない」と評価。その上で「(今後の除染土の処理方法が)国際的に安全な基準にのっとっているかを確認していく」と強調した。
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